天晴れな革ケース
このキヤノンレンジファインダー機用レンズのフード向け革ケース。
その造り込みに感心しました!
上蓋の縁が外側からみると土手のように膨らんでいて、内側からみると溝のように窪んでいるのです。蓋をした時、底側の縁にこの部分がキッチリと被さるようになっているんです。
こんな風に丁寧に型押しをしているなんて~!!と感心したのです。
今まで、同時期の革ケースを比較した際、キヤノンよりニコンの方(例えばここら辺と比較して)が、革の質といい、造り込みといい、優っているなぁと思っていましたが、このフードケースは別物ですね。
ところで、この革ケースにも型押しされていますが、当時のキヤノンのマークには鷲が描かれています。
これ何でか知らなかったので調べたところ、精機光学工業として創業した時から、社章に鷲が描かれていて、『世界への雄飛や、技術・品質の追求など、キヤノンの原点・源流となる「進取の気性」という思いが強く込められている』のだそうです。
で、なんと!社章から一旦は姿を消していた鷲が去年の春から復活しているのだそうです(→http://cweb.canon.jp/corporate/newsflash/article/20130416-01.html)。
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