我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年9月 8日 (日)

隠しフィルム!?

Z2665 
このカメラ、予備フィルムをフィルム室に保管しておけるカメラなんです。

1950年頃のアメリカ製カメラで「PICKWIK」と記されています。同型で違うネームのカメラが数種存在しているようです。かなりトイレベルの品質だから、今までは特に気にしたことがなかったのか、それとも実は初めて見たのかも分からないくらい。

ただ、今回、フィルム室を開けてビックリ!フィルム(127フィルム)が収まるスペースが3つあるんです。

ふつう、ロールフィルムを使う限りどんなカメラでも、撮影前のフィルムが収まる部分と、撮影後のフィルムが収まる部分と2ヶ所ですよね。

でも、下の画像を見てください。3ヶ所あります。

Z2667 
一番左は撮影後のフィルムが収まる部分、右から二番目が撮影前のフィルムが収まる部分。で、一番右にもう1本フィルムを収めることが出来ます。

こんな部分造らないで、その分カメラを小さくすれば良かったんじゃないか?とも思いますが、どういうことなんでしょう。

以前、2眼レフで予備のフィルムを収納できる「DELMONTA」を紹介したことがありました。あの場合は、フィルム面の平面性を保ちやすい~という理由がありました。

また、フィルターを収納スペースがある「フォクトレンダー BRILLANT」もありました。

 

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