再びミリキ的2眼
アローカメラで買取らせていただいた品物の中に、ちょっと珍しい2眼レフがあったので、後でジックリ見よう~とチェックを後回しにしていたこの1台。
他が片付いたので、「さて、いよいよ!」と思って見始めました。
「DELMONTA」というこの2眼レフ、MADE IN GERMANYです。
立派な見た目のわりには、プラスティック系の素材を多用しているからか、、、手に取ると思いのほか軽いし質感なども、ちょっとチープな感じが・・・。ちょっとガッカリ・・・。
ところがところが、先日のフォクトレンダーBRILLANTに続く、ビックリ級の発見が!
ボディ右側面下方にある丸くて黒いノブ状のもの。2眼レフ的な感覚からすれば回して何かする~ってところですが、この黒いのスーッと手前に抜けました。
なんと、そこはフィルム(ブローニーフィルム)の収納スペースだったのです!!
それこそ、先日のBRILLANTの時に、さすがにそんなスペースはない・・・なんてコメントしていたのを聞かれていたかのようにです。
実際、これは便利ですよね。
何でこのスペースを確保出来たのかというと、装填するフィルムの位置を後方にして、フィルムの送りを直進式にしている為(マミヤのC330なんかもこの仕組み)。
その分、カメラ本体のカサは増してしまうのだけど、これにはフィルムの平面性を保つ長所があるのです。その恩恵で前方よりに予備フィルムの収納スペースを設けられたわけです。