このマーク、何でしょう?
デジタル世代の人では、もしかしたらほとんどの人が知らないんじゃないだろうか?と思うこのマーク。何か知ってますか?これ?
フィルムカメラには、かなりの割合(6~7割くらい?)でカメラボディに付いてます、このマーク。(プラスティック製コンパクトカメラにはまずないが)
このマークが何の為にあるのか、一番のヒントは「フィルムカメラ」ってこと。それから、このマークが「ボディの後方」にあること。また、このマークを分解すると「○」と「-」になりますが、「-」がヒントのひとつかも。。。
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さてと~、答えは~、「フィルム面」を示しているのです。複写や接写などをする際に、実際の撮影距離を測るために付いているのです。
ここまでなら、単なる知ったかネタになってしまうので話題にしなかったかもしれませんが、次があるんです。
かなりな割合で付いている~と書きましたが、傾向としては普及版のカメラには付いてない率が高いです。でも、ペンタックス場合、普及版に限らず、実用機・高級機でも、このマークが付いているボディがほとんど見当たらないのです。何で?
それと、ニコンの場合、レンジファインダーのSシリーズでは赤い点でフィルム面を示していたのに、FとF2では赤い点もあのマークも無し。でも、なんと!製造番号の上っ面がフィルム面を表していることが分かりました。う~ん、奥深い!というあたりで、本日はおしまい。(ペンタックスの謎は解明されてませんけど。。。)
追記:オリンパスのOMにも、このマークは付いてない。また、「-」マークだけでフィルム面を示しているカメラもありました。