まさに機械仕掛けな
「コンタックスD」というカメラ。1952年に東西分裂後のドイツの東側で作られたカメラです。
知らないと設定方法に迷ってしまうような、シャッタースピードダイアルをしています。
1/50秒以上の高速よりシャッターに設定する時は、ダイアル手前(ボディ背面最上部)にあるレバーを右にシフトして、ダイアルを矢印方向に回しながら黒文字で書かれた希望のスピードを、窓の右側にある黒い指標(上の画像では隠れてます)に合わせます。
また、1/20秒以下の低速よりシャッターに設定する時は、前述のレバーを左にシフトして、ダイアルを回しながら赤文字で書かれた希望のスピードを、窓の左側にある赤い指標に合わせます。
で、今日お伝えしたかったのはこの操作案内じゃなくて、低速シャッターを切った時の模様をお見せしたかったから。
機械仕掛けのオモチャか何かのような、趣きある音と動作が味わえます。
映像はシャッタースピード1秒の時。シャッターボタンを押すと「チィーーッ」と音ともにシャッターが切れ、表示窓の中で文字盤がくるっと回転します。