お見事な本貫禄!
これは最近流行り!?の偽貫禄ではなくて、正真正銘、本物の貫禄カメラです。
その正体はニコンF3ですが、ファインダーの塗装剥がれた跡が真鍮色じゃないのでチタン外装であること、シャッタースピードダイアルの背が高いことなどから、プロ仕様のF3Pであることを既に見抜いている人も多いでしょう。
しかし、シャッターボタンの背は高くなく、レリーズ穴のゴムも省かれていて、この部分は通常のF3仕様に戻されているあたり、必要に応じてカスタマイズされた、まさにプロ仕様という感。
しかし、これだけ見事に貫禄出ているカメラも珍しい。
これを偽貫禄の見本にしようと、ディティールをチェックしたい人もいるのではないでしょうか!?そういう人にも喜んでもらえるように、ボディ背面の画像も加えておきます。
よーく見てください。すると実は、こちらの背面画像からもプロ仕様のカスタマイズが確認出来ちゃうんです。裏蓋は通常F3に戻されていたり、モータードライブMD-4は誤動作防止のためにフィルムカウンターが塞がれていたり…。
画像にかぶりつくよう見入るニコンマニアさん、偽貫禄マニアさんの姿が見えるようです(笑)。