軍艦部3アイテムの位置関係
カメラの「シャッターボタン」・「巻上げレバー」・「シャッタースピードダイアル」の位置関係って意識したことありますか?
と、その前に、上記の3アイテムが揃っているということは、フィルムのマニュアルカメラにほぼ限定されてしまいますネ。
この3アイテム、機種によって思いの外、位置関係がバラバラだったりするんですよ。気付かれてました?
一番オーソドックスと思われるのが、上の画像で左から2番目のペンタックスSPのような、シャッターボタン・巻上げレバー・シャッタースピードダイアルがそれぞれ独立しているタイプ。
他には、一番左のミノルタXDのような、シャッタースピードダイアルとシャッターボタンが一体になったタイプ。
左から3番目のキヤノンEFのような(このタイプだけ実機が無かったので無理矢理プリント並べてます)、3アイテムとも一体になったタイプ。
左から4番目のキヤノンAE-1のようなシャッタースピードダイアルと巻上げレバーが一体になったタイプ。
一番右のミノルタSRT101のような、巻上げレバーとシャッターボタンが一体になったタイプ。
と、おおよそ5タイプに分類できるみたいです。
それぞれの使用感は個人差もあるでしょうし、それぞれのパーツの大きさや高さ、さらに微妙な位置関係も影響するだろうから、一概にどれが良い悪い言えない感じです。
ただ、今回、これらの位置関係を意識してみて気付いたのは、シャッターボタンと巻上げレバーについては、どこにあろうが案外と普通に操作できるのだけど、シャッタースピードダイアルについては、つまんで回すのか、指の腹で横方向に押したり引いたりするのかで、いくらかその位置関係が操作系に影響してくるみたいです。
複数台のフィルムマニュアルカメラをお持ちの方は、是非確認して試してみてください。