買取り時に元箱は?
カメラを売りに出すときに元箱って必要なのか?気になったことありませんか!?
我々業者からすれば、あるに越したことはないのですが、、、と、こんな表現をしたのは、在庫のことを考えると、展示するボディとそれの元箱を別々に保管しないといけないので、スペースの問題や管理の手間などが発生するのです。
よって、業者サイドの理由であった方がいいモノ、そうでないモノが分かれてしまうこともあるわけで、元箱があったからと言って、必ず買取り値にプラスが期待出来るのか?というと、必ずしもそうではないのも事実。
あえて言えば、ほぼ未使用で付属品も揃っていて~となると元箱があった方がいいでしょう。デジタルカメラの場合は、フィルムカメラ以上に付属品が揃うことが好条件になるので、元箱があった方が効果ありでしょう。ただ、元箱があっても傷んでいたら、あまり意味ないかも。
逆の見方をすれば、普通に使い込んだ一般的な中古品(特にフィルムカメラ)の場合は、元箱は無くても、まず構わない~ってことです。
また、業者によっては、元箱が無いことを減点の対象にする場合もあるようですが、これは査定額を下げるための口実だったりする…ので要注意。
それから、売る側の皆さんにとっては、カメラ店に持参する時に元箱があるとかさ張るから~と嫌う人もいらっしゃるようです。
必ずしも元箱が無いといけないわけではないので、前述の件を参考にご判断ください。ただ、宅配便で品物を送付される場合は、元箱に入れることで緩衝材になるので便利といえるでしょう。
上の画像にあるような元箱は、今回の話とはちょっと別物で「箱だけでも欲しい~」という人がいるであろう、古き良き時代のものです。あっ、だからと言って「元箱だけ」の買取りは基本難しいですよ。