ディレクターズビューファインダー
その名称からして、ちょっとカッコいい感が出ている「ディレクターズビューファインダー」。
スチルカメラでは縁が薄いモノですが、シネ方面では必需品とも言われ、監督やディレクターさんが首から提げながら、構図を確認したり、イメージするのに使われます。画角および縦横比も調整可能。
先日、日芸のH君も興味深く見ていましたが「自分は映画学科じゃないしなぁ~」と言いながら見送ってました。
このディレクターズビューファインダー、「sun-nac」と書かれています。資料が全く見つからなかったのですが、持ち込まれた方が「ナックさんで購入した」と言われていました。
ナックさんといえば、古くから銀座で映画やテレビなどの方面へ撮影機材を販売したりレンタルしたりしていた会社。現在では、より特殊な機材(映像計測用ハイスピードカメラなど)の製造販売にシフトされていますが、前述のサービスも継続されています。
ところで、「sun-nac」の「sun」が、レンズメーカーのサン光機の「sun」なのではないか?気になるところです。
さて、金属製で良く出来たこのディレクターズビューファインダー。監督さんでも、ディレクターさんでなくても、それっぽく覗いて楽しめそうです。