我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年3月 8日 (火)

Fのアイレベルファインダー

P467 
ニコンFのアイレベルファインダー、それもブラックの超美品です!!正直に言うと、プリズムは少々難あり、、、残念。

ニコンFに載せるファインダーには、これを含めて7種類(アイレベル、ウエストレベル、フォトミック、フォトミックT、フォトミックTN、フォトミックFTN、アクション)存在しています。素通しのウエストレベルファインダーを除けば、このアイレベルファインダーが一番シンプルな構造であり、当時の販売価格も一番安かったのに、今では、思い切り逆転してしまっています。

当時の販売価格では、より高価だったフォトミックファインダー。内蔵している露出計が故障してしまっているモノが今ではほとんど。。。外装サイズもアイレベルよりふた回りくらい大きくなってしまいます。

さらに、今あえて、クラシカルな金属カメラを使おうという人の多くは、シンプルさを求めたり、フルマニュアルを求めるので、アイレベルファインダーに人気が集まるのだと思います。

ちなみに、発売当時のアイレベルファインダーの価格は6000円、その後、値上げされて(物価上昇もあり)8500円(ブラックは9000円)になりました。それに対して、フォトミックFTNファインダーの当時の価格は19500円(のちに29000円)。

そして、今、アイレベルファインダーは、中古市場で美品なら5万円以上の値がつくこともザラ。外観の程度が悪いけど、中身は使える~なんて状態のモノでも、2万円前後します。フォトミックファインダー付きのボディが1万円代で探せるのに。。。ボディよりも高いファインダー。。。

その名は「アイレベル」ですが、商品価値は「ハイレベル」なファインダーなのです。

でも、こうやって見ていると、それだけの価値がありそうなシンプルで飽きのこないデザインであります。