デジイチで長編劇場映画
本日はタイトル通りの内容です。デジタル一眼レフで撮影された劇場向けの長編映画が公開されます。
- 「結び目」
- 監督:小沼雄一
- 撮影:早坂伸
- 出演:赤澤ムック、川本淳市ほか
- 6月26日(土)より 渋谷「シアター イメージフォーラム」にて
- http://musubime.amumo.jp
この映画の製作・配給会社アムモさんが四谷のご近所さんなのでご案内いただいたのですが、どうやら、デジイチだけで撮影した作品は日本初らしいです。今までに短編作品では前例もあるようですが。また、テレビドラマでは今年の春からフジテレビ系で、EOS5Dだけで撮影されたドラマ「東京リトル・ラブ」が放送されているそうです。
この映画「結び目」は、ニコンD90を機材に使用したそうです。私はまだ作品を見ていませんので、内容については何も語れません。
ただ、聞くところによると、デジタルから想像する印象と違って、柔らかい描写が特徴だそうです。また、撮影にはほとんど照明を使っていないそうで、それは夜の野外での撮影でもとのこと。
デジイチの動画機能について全然勉強不足な私ですが、カメラ屋という立場からではなくて、一趣味として、映画を観賞したりすることは多々あるので、見るという観点だけから考えても、ちょっと興味深いものがあります。
追記/ニコンのウェブサイトに、「結び目」の撮影をしたカメラマン早坂伸さんのインタビューが載ってます→http://www.nikon-image.com/enjoy/interview/talk/2009/0907/index.htm