赤城耕一先生の
もうずいぶんと前に発売された本ではありますが。。。「銀塩カメラ 至上主義!」
初版は2006年12月、平凡社刊、定価2,000円+税の本です。上の画像、分かりずらいでしょうか?一番上の段の真ん中はカメラじゃなくて本です。
84台の銀塩カメラが紹介されていて、その性能や機能とともに、赤城先生の思い入れやコメントが書かれています。
ニコンF、FM3A、F5、F6、S、S2、SP
キヤノンF-1、EOS-1N RS、EOS-1V、7ブラック、ⅥL
ミノルタX-1モーター、α-9、TC-1、コンタックスAX、リコーGR21
ライカM3、MD、M7、MP、Ⅲg、フレックスSL、R3、R6.2、R9
などの高級機・人気機種を取り上げる一方で、
ニコンEM、F601M、ニコマートFTN、U2
キヤノンEM、A-1、キャノネットG-Ⅲ17
ペンタックスSP、MZ-3、ミノルタSR-T101、SR-1s、α-SweetⅡ
オリンパスOM30、ヤシカFR、リコーXR-1S
などの、最近では価格的にかなり買い易く(安く!?)なった中級機・普及機クラスのカメラもかなり出ていています。
で、さらには、
トプコンスーパーD、コーワSW
などのレアモノ系まで網羅していて、購入ガイドというか、バイブル的な読み方の出来る本であります。
先月20日過ぎに、赤城先生が来店された折に、発売直後のアサヒカメラと日本カメラ4月号で先生が書かれた中にとても印象的なフレーズがあったことを、恐縮ながら伝えたところ、またまた銀塩カメラ・機械カメラの話題で盛り上がってしまいました。
それで、再びこの本を引っ張り出してみたわけです。
最後に「銀塩カメラ 至上主義!」のまえがきにあった一文です。「今さら、デジタル写真よりも銀塩写真のほうが優れているという人はいない。しかし、モノとして、道具として、あるいは愛玩物としてカメラをみた場合、フィルムカメラの存在感というのは、いまだ絶対的なものがある 赤城耕一」