我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年3月22日 (日)

アルコ8 スーパーテクニカ

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8ミリカメラです。8ミリと言っても、8ミリビデオではありません。8ミリフィルムを使うから、撮影後に現像が必要で、ビデオみたいにすぐに見ることが出来ません。

私くらいの年代の場合、幼稚園の頃までがその時代でしょうか、、、その後はビデオに世代交代してしまったので、8ミリのブームが去って30年くらいは確実に過ぎています。

これは「アルコ8 スーパーテクニカ」。半月ほど前から、店に並べているのですが、これを見るお客さんの多くが、「これスゴイね!」「カッコいいね!」と口にします。それは、8ミリを知っている年代の人に限らず、極端な例では、小学校6年生の男の子までが「カッコいい!」と反応しています。

昭和35年に発売された高級機。価格は7万円ちょっとしたそうなので、大卒初任給の半年分くらい。ターレットには広角・標準・望遠のレンズ3本と、それぞれのファインダーレンズが付いていて、その姿は壮観です。ボディー上部には露出計も装備し、使用フィルムはダブル8。

現在の電気製品化したカメラには無い存在感が、この時代のカメラにはあるんですね、きっと!そのアナログチックな金属製機械式カメラの存在感に魅せられてしまうのは、私たち人間自体がデジタル化したり電気製品化しない限り、続くんではないかと思います。

さて、8ミリですが、まだ楽しんでいるマニアもいらっしゃいます。そして、その人たちを応援してくれる業者もいます。うちの店もお世話になっている「シネヴィス」さんがその一つ。8ミリなどのシネ方面に興味のある方は、ぜひ、シネヴィスさんにアクセスしてみてください。