我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 四谷系フィルムカメラ情報 | メイン | 一眼レフかレンジファインダーか »

2008年8月10日 (日)

豆カメラと盲導犬

2008810

1階我楽多屋のレジの横に、盲導犬の募金箱を設置しています。レジの横に置いてあると、募金を強要するみたいですが、そんなつもりは一切ありません。もし関心がありましたらご協力お願いします。

日本の盲導犬は、人材・施設ともに不足気味なため、先進国の中でとても遅れをとっています。盲導犬を必要としている人と、盲導犬の数が全然アンバランスなのが現状です。個人および企業からの寄付金がとても重要な資金になります。この募金箱の設置は、私二代目の意志です、その理由を書き始めるとあまりにも私事過ぎるので避けておきますが、私も微々たる寄付を続けています。この募金箱も設置して早8年が過ぎたみたいです。

皆様にご協力いただいた募金は、私が責任をもって(財)日本盲導犬協会に寄付いたします。

募金箱のワンちゃんが首から提げているカメラ、いわゆる「豆カメラ」というヤツなのですが、よ~く見てください、「ARROW」というネームが入っているのです!かつて、うちの店で作った・・・というのは大ウソで、偶然にうちの店と同じ名前が付いていたので、こうやって飾っているのです。

「豆カメラ」は手のひらに乗るほどの小さなカメラを指します。その多くは16ミリ幅の裏紙付きのフィルムを使って14ミリ×14ミリの写真を10枚ほど撮れるカメラです。あくまでもオモチャに毛が生えた程度のモノ(ARROWはこの部類、他にはHitが有名)と、かなりシッカリ作られたカメラと呼べる程度のモノ(ミゼットやマイクロというブランド)があります。戦前から作られていたようですが、豆カメラのブームは終戦直後から5~6年と言われています。それでも、1960~70年代くらいまでは作られていたようです。

今、使おうと思ってもフィルムが入手困難。自分でフィルムを切るとかいう方法を取らないといけなくなりますが、飾りとしても十分に役立ってくれそう。