★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
少し前にタムロンのアダプト―ルについて話題にしましたが、タムロンがアダプト―ルの前に同様なマウント交換式レンズのシステムとして販売していたのが「アダプトマチック」です。アダプト―ルとの互換性はありません。
その当時の雑誌広告を見つけました!(アサヒカメラ1968年8月号)
この広告のコピーにあるように「1本のレンズがあらゆるカメラに完全自動絞で共用できる!!」「カメラはどれでも レンズは1本」がウリであることは分かるのだけど、この写真は大袈裟でしょ!?
ペンタックス、キヤノン、ニコン、ミノルタの4台を首から提げています。
広告の下の方を見ると、前述の4社のマウント以外にもコニカ、ミランダ、ペトリのマウントが用意されていたようなので、いっそのこともう3台も首から提げて欲しかったですね。(エキザクタとミランダは近日発売ですって)
初期のライカ(バルナックタイプ)はフィルムを装填するときに、フィルムの先(通常のベロ部分)を細長く切らないと装填が上手くいかないこと、ライカ使いでなくても知っている人はそこそこ多いんじゃないかと思います。
ただ、細く切らなくても名刺など薄いカード状のものを使えば、フィルム装填がまずまずスムーズに行えることを知っている人、実際にそうしている人も案外と多いんじゃないかと思います。
実際にそうしている人の中には、そのカード状のものをライカボディの底ケース背面部にあるポケット状になっている所にしまっている人いらっしゃいますよね。
でも、あのポケットはそのためのカードをしまっておくために作られたものではないこと。これについては勘違いしている人も多いと思います。実は私も数日まで知りませんでした。
そもそも、メーカー自体がカードを使ってフィルム装填することは勧めてないですからね。
じゃあ、あのポケットは何なのか?
もともとライカのボディ自体、背面の中央部分に力が加わって微妙に変形することでフィルム面にかかる圧が均等で無くなることが有り得るそうで、その対策として底ケーズの背面部分に金属製の薄い板を入れているんだそうです。
下の画像を見ると、背面のポケットの中に茶色い薄いものが入っているのが見えますよね。これが薄い板状の金属に布を貼ったもので、これがボディ背面中央部にかかる外圧からボディを守っているのだと。
でも、勘違いしちゃう要素として、昔、ライツがあのポケットにしまえるサイズの露出換算表なんかも用意していたというから…。
今回一緒にあるもう一つの底ケースのポケットには、こんなカードが入ってました。インポート証明書というもの。
今回このポケットの意味を教えてくださったお客さんからは、他にもこれらバルナックライカのケースについて諸々教えていただきましたが、書ききれないので~また機会があったら。
昨日、もう不要という品物を少し持ち込まれたお客さんがいらっしゃいました。
評価を希望されていらっしゃったわけではないようでしたが、お買上げいただくものがあったので「ちょい下取り」のような感じで対応しました。
その中に上の画像の底板がありました。
私が「これは何でしょう…」と何となく聞くと、「ニコンじゃなかったかな…」とのご反応。
実は私はペンタックスのような気がしていたので後から調べたところ、当たりでした!
当たっていたので、自慢げにこうして話題にしているのですが(^^)、電池蓋の文字がヒントになるので見慣れた方なら分かる人も多いはず。
私は最初、KXやKM、K2あたりのペンタックスと思ってたのですが、実際はSPFの底板のようです。
Kシリーズの場合、レンズマウントの下あたりに少し段があるようなのです(下の画像の赤丸内)。
この段はSPやSPⅡにも無いのですが、SPやSPⅡの場合は三脚ネジ穴の両側にビス用の穴がある(下の画像の赤丸内)ので対象から外れます。
というわけで、今回の底板(一番上の画像)はSPF用という判断です。
タムロンのマウント交換式レンズのアダプトールには、国内外問わず様々なマウントがラインナップされていました。
ライカの一眼レフ用のアダプトールも存在するのですが、そもそも大量に売れたものではないので、今となってはなかなか市場に出て来ません。
出て来ても初期のライカフレックス用や、Rタイプになってからも微妙な仕様に対応したアダプトールがあるそうです。
「あるそうです」と、カメラ屋のクセして少し他人事のような言い方をしたのは、私自身その何種類かあるライカ一眼レフ用のアダプトールを個別には見たことあっても並べて見たことなし。そもそも並べて見られたところでその差を見分けられるのかも不明なので、こういう場合は下手に覚えないことにしているから他人事のように言ってるのです。知った風を装って間違ったことを教えてしまうのが危険だから…(>_<)
そして今日、新たに知ったことがあります。常連Sさん曰く「ライカ用のアダプトールはレンズを選ぶ」のだそうです。
このレンズはライカフレックスでも大丈夫だろうとのこと。ライカフレックスに28-200mmの高倍率ズームが使えるって魅力。
そう言われると、私物でライカフレックスを持っているので興味津々なんですが、ライカフレックス用のアダプトールをまだ持ってないし、そもそもボディが壊れているので、、、
ニコンの全天候型カメラ「ニコノス」のレンズフード。
付属の案内書に「水中でも陸上でも同様に使えます」と記述があるってことは、水陸両用レンズのW-NIKKOR 35mm/F2.5用であろうことが分かります。
同じレンズ用のラバーフードを紹介したことがあったのを思い出しました。参考までに→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/post-f5fc.html
話を戻して、今回のプラスティック製フードの方。これも案内書に記されていますが「このフードはレンズとフィルターホルダーと兼用になっていて」とのこと。
そのフィルターのセットの仕方がちょっと意外でした。
フィルターは陸上用のニコンFなんかに使う52mm径の一般的なフィルターをフードの内側に逆向きにネジ込んで取り付けてから、フードをレンズにネジ込んで装着する仕方でした。
ちなみに、フード自体をレンズに取り付けるネジ径は58mm。
我楽多屋のウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」更新しました。
第318回目のテーマは「 CHブランドのレンジファインダーをライカM1につけて遊ぶ」です。
こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html
*閲覧は2026年7月初旬まで
やっぱダメね…(>_<)
コンタックスブランドのボディも含め、ヤシカ(京セラになってからもかな)の一眼レフボディの張り革はかなりの確率でボロボロになってます。参考ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/03/post-f557.html
ボロボロになってて何が嫌かって、それを店に並べているとお客さんが手にするたびに(いや…そのまま放置していてもかな)、剥がれ落ちて店の中が汚れるのです。
で、これを買われる方がどう思われるか分かりませんが、ほとんどいつも並べる前に貼り革を剥がしてしまっています。今回も動作確認さえせずに、先に剥がしてしまいました。
その後の確認でシャッターOK。レンズを付けて露出計の精度も確認したところ、まずまずな感じ。
ホッとしたのもつかの間、背蓋を開けてまた嫌な思い(>_<)
モルトプレーンの劣化加減が猛烈…。
このフィルム室のモルトプレーンについても剥がしてしまいました。その理由については以前に話題にしています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/04/post-c273.html
これは、コンタックスⅡa・Ⅲa用のファインダーマスクで、8.5cmと13.5cmのレンズ装着時に使用するもの。見かける機会が非常に少ない部類のアクセサリーかと思います。
絶対に自分はマニアではないと言い切る常連Yさんに見せびらかされました。
対物側にあるマスクは横にあるツマミを回すことで立てたり寝かしたりするだけの単純な構造、パララックス補正は接眼部のリングを回転させることで小さな覗き穴を上下に移動させる簡単な構造です。
それでも、モノとしては良く出来た造りをしています。さすがツァイスイコンって感じ。
我楽多屋の在庫にⅡaもⅢaも無かったので、後からYさんが実機に装着した画像を送ってくださいました。