我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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Chotoku Anthology 1964-2016

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田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を7月1日より我楽多屋でも販売開始しました!

今年で御年78歳を迎えられた長徳先生がご自身の集大成とも言われている写真集です。先月発行されたばかりの1000部限定出版。

1960年代から2010年代にかけての東京、ウィーン、プラハ、ニューヨーク、ベルリン、アムステルダムなどの作品を収録。カラーのパートは代表作のひとつ「WIEN MONOCHROME 70's」と対照になるような70年代のウィーンをコダクロームで撮った作品を収録。

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我楽多屋には見本もございますので、実物を手に取って感触を確かめられてからお買上げいただくことも可能です。通信販売もいたします。

 

  • 田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」
  • 発行:東京キララ社
  • 編集・造本設計:町口覚
  • 定価:13,000円(税別)
  • 230mm×260mm 210ページ

 

*通信販売をご希望の方は、メール(garakutaya@tokyo.nifty.jp宛て)にて、写真集購入ご希望の旨とお名前・ご配送住所・お電話番号・冊数をお知らせください。ヤマト運輸の宅急便にて発送しますので、送料はお申込受付のメールにてお知らせいたします。

*送料の目安は、関東1,230円/関西1,350円/北海道・九州1,740円。

 

2025年7月 9日 (水)

暑くて暑くて…

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、日なたに出るのが怖い…。

先週水曜日、幾つか用事があって日比谷~有楽町~銀座界隈を一番暑い時間帯に歩いていました。日陰を選んで歩くのが必然!?でして、日なたに出るのは恐怖を感じました。

そんなことを思いながら歩いていると、こりゃ~店を開けていてもなかなかお客さんが来ないわけだ…と思った次第です(>_<)

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2025年7月 8日 (火)

箱に入ってると売れない「あるある」

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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我楽多屋では元箱に入っていると売れない…ジンクスみたいなのが、ずーっと昔からあります。

その理由は想像するに幾つかあります。

  • そもそも我楽多屋に元箱入りの状態が良いものを探しに来ていない。
  • なので、元箱・美品で値段が割増しになっているなら興味ない。
  • 探しものの形状を脳でイメージして品探しをしている場合、箱に入っている時点で視界に入って来ない。

また、店側にも元箱付きをイマイチ歓迎しない理由があります。

  • 箱に入っていると陳列する際にその分スペースが嵩張る。
  • 箱ナシのものと同じ列に陳列しづらい。
  • じゃあ、箱は別の場所に置いておいて~は手間が面倒。
  • 前述のお客さん目線での理由から、品物の回転が悪くなるから困る。

というわけで昔から、箱があってもそれ程に歓迎されないものならば~箱から出してしまって普通程度のものと一緒に陳列してしまいがちです。それで綺麗なものから売れて行く~でいいんじゃないかと思っているのです。

今回、仲間の業者からやって来た画像のオリンパスOMレンズ用メタルフードは元箱入りで、未使用らしいのです。未開封ではないので、いちおう全部中身を確認しました。すると、スレやキズなど皆無、表面の風合いもまっさら。未使用で間違いないと思われ、折角だから元箱入りのまま並べます。

こういうのを並べると、買うこと前提で念のために箱から出して確認されるのであればいいんですけど、興味本位で箱の中身を見るだけの人って案外といまして...それをされるとドンドンと元箱が痛んでいきますので、そういう人は開封ご遠慮ください。お願いします。

*申し訳ありません、画像内の値札にモザイクかけさせていただいておりますが、参考に申し上げますと、モザイクのかかっていないカメラのキムラさんの値札(何年前のものでしょ…)の倍以上は付けています。

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第309回目のテーマは「カメラのストラップは短い方がデモの取材によろしい」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2025年10月初旬まで。

 

2025年7月 7日 (月)

TEFNONのフードに記された数字

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フードに記された「Φ58」と「Φ67」の文字、フィルター用のネジ径なんでしょうけど、「紛らわしい!どっちなんや?」と思いますよね…普通。

そのイライラ感で、テクノ書体で記された「TEFNON」のことなどどうでもよくなってます。

実はこれ、このフード自体をレンズに取り付けるネジ径は58mmで、フードを付けた状態でフィルターを付けようと思うと、67mm径のフィルターが前側に付きますよ〜という、ある意味で親切な表記がされているのでした。実際、そういうネジ切りがされているので間違いないと思います。

フードとレンズの間じゃなくて、フードを付けた前側にフィルターを付ける〜という行為は、超広角レンズの場合にフィルターの厚み分、フードが前に出てしまってケラれることに配慮した場合に取られる方法と思うのですが、このフードは35-70mm用でこの深さだから、それを気にする程のフードではないような気もするのだけど…。

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それに、フードの前側から67mm径のフィルターをネジ込む作業はちょっと回しずらいもののOKでしたが、ネジ込んでしまったフィルターを外す作業はちょっと難しく…フィルターのガラス面に触れたりしないといけませんでした。

じゃあ、下の画像のようにフードした状態でキャップを付ける時のため?と考えましたが、だったら~ネジ切らなくて良いし、フードの一番前側にキャップ(82mm径用のキャップが合いました)すれば良い話だし。

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2025年7月 6日 (日)

LeitzのSOOTF

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「気付いて良かったシリーズ」と言いつつも、厳密には⁈まだシリーズ化などしていませんが…店に並べる品物を検品中に「これは気付いて良かった」と思うことが時々あります。

それはカメラやレンズの動作部分だったり・どこか部品の欠品だったりするのですが、パッと見で気付けなかったり、実際に使ってみないと気付かないようなことで、うっかりと問題無しと判断して売ってしまうと、後でお客さんに迷惑をかけてしまいます。そういう微妙な点はお買上げになるお客さんも気付けないことが多いものです。

今回気付けたのは、ライツ純正アクセサリー「SOOTF」。

ズマリット用のネジ径41mmフィルターやズミタール用のネジ径36.5mmフィルターを、エルマーなど外径36ミリのレンズに被せて使えるようにする、いわゆるフィルター径の変換アダプターです。雌ネジが2種類切ってあるので、2サイズに対応するのがポイント。

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しかし、この個体はよ〜く見ると、36.5mm径の雌ネジ(上の画像で黄矢印の先)は切られているんですが、41mm径の雌ネジ(同じく青矢印の先)が無いのです…。

もともとネジ切りされていないエラー品なのか、それとも、ネジ山を削ってしまったものなのか、SOOTF自体を僅かに削ってしまったモノなのか…別個体と比較出来ていないので、まったく不明です。

流通量少なめのアクセサリーですから、探されていた人が「見つけた!」と喜んで買って行かれて、41mm径フィルターを付けようとしたのに付かない…なんてことになると、相当にガックリとしたダメージを与えてしまいますよね。それを防げて良かったです。

ちなみに〜というか、36.5mm径を付けようという方には問題ありません。

 

 

2025年7月 5日 (土)

縦長カメラ人気?

本日7月5日(土)、ギャラリーバウハウスさんで開催の長徳先生のギャラリートークを聞きに行くので、閉店時間を繰り上げて午後5時に閉店させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

去年7月に発売されて話題になったペンタックスのフィルムカメラ「PENTAX 17」は、ハーフ判のカメラでした。

そして、今年6月にフジフイルムから発売されて話題になっているコンパクトデジカメは「X half」と言って、ハーフ判フィルムカメラを意識した~ちょっと不思議なコンセプトのカメラです。

そんなハーフブーム?縦位置ブーム?ゆえか…常連Yさんから「縦長カメラ人気ですか?」とブロニカRF645一式の画像が届きました。

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もしや?売却をご検討中なのかな?と思いながらも、「みたいですね(^^)」とだけ返事をしたところ、翌日早速ご来店いただき、やはり買取りのご依頼でした(^^)

しばらくお使いになってなかったとのこと、それでも電池を入れて動作確認はしていないから、ちゃんと動くといいんだけど…とのことでした。空シャッターを切るのに、ボタンを押してから切る作法がすぐに気付けませんでしたが、大丈夫!ちゃんとシャッター生きてました。

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2025年7月 3日 (木)

剥げニコン

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ネックストラップ界で唯一と言ってくらい、長年に渡ってその地位を確立しているニコンのプロストラップ(通称プロスト)。

実際は出回ってはいけないものなんですが、怖ろしく高値が付いてしまった頃(40年くらい前?)から何故か時々市場に出て来てしまいます。

アマチュアのニコンファンからすると、プロサービスに登録しているカメラマンしか持ちえないストラップですから、憧れるわけです。

でも、最近の若いカメラ好きの中にはプロストを知らない人も多くなっているようで、昔とは違う状況になっているような気もします。また、プロスト自体のデザインも昔と比べると大きく変わってしまった印象もあります。

ここに2種のプロストがあるのですが、NPS(Nikon Professional Services)の文字の前にある四角いマークの部分、、右の2本は刺繍じゃないので擦れて剥げてしまっています…。

これ、プロストとしてはちょっとガッカリな感じですよね。

どっちが新しいのか分からなかったので調べたところ、四角いマークが剝げていない方(左の2本)が新しいデザインのようです。こちらは四角いマークも刺繍になっているので、改善されたんでしょう。

 

 

2025年7月 2日 (水)

新摩天楼

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、東急歌舞伎町タワー。

私にとっては「新」だったのですが、もう2年くらい経過しているらしいです。

新宿駅東口から歌舞伎町方面にそびえ立つビルに気付きました。

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2025年7月 1日 (火)

これは便利!

本日7月1日は第1火曜日なので、営業する火曜日です

 

フィルムカメラで使用電池が2種類の電池に対応している機種があることは記憶しています。

詳細な機種名は記憶していませんが、電池室が単四電池4本かリチウム電池1個かのどちらにも対応しているフィルムコンパクト機とかです。

特にアダプターなどを取付けたりすることなく、どちらかの電池をそのまま装填出来るので便利です。

 

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画像のペンタックスSFxが2種類のリチウム電池に対応していることは今回知りました。

この機種、今まで数十年の間に何百回と動作チェックなどしてきたと思うのですが、私はてっきり2CR5専用だと思っていました。ところが、CP-P2にも対応していたのです。

電池を収納するグリップ部の内側に段が付いていて、少しだけ背丈の短いCR-P2でも押さえられるような構造になってました。

これは気が利いていますよね。

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この話題をすると、きっと誰かからコメント頂戴しそうなので追加しておきます。ミノルタα7000などは単三電池用のグリップと単四電池用のグリップがあったので、グリップを換えれば違う電池に対応している~と言えます。

 

 

2025年6月30日 (月)

Pro-NIKKOR用

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知らないものがあるのは~自分の知識が乏しいからで…恥ずべきことかもしれませんが、今の時代にググっても情報が出て来ないもの、それはやはりそれなりに珍しいものなのでしょう。

レンズが入った短めな筒状のもの、「Nippon Kogaku Japan No.166989 0.75×」「Conversion Lens for Pro-NIKKOR f=50mm 1.3×」と記されています。

記されている通り、レンズの前に付けて使うコンバージョンレンズなんでしょう。

また、倍率が違う向きで記されているので、付ける向きによってワイドコンバージョンに成ったり、テレコンバージョンになったりするタイプなんでしょう。

このタイプの両側使えるコンバージョンレンズは用品メーカーが出していたりすることが多いので、ニコン製品であることや、「Pro」表記されていることにちょっと意外な感じがしました。何に使うものなのかも分からないのでググってみましたが、情報が皆無でした。

銀色のアタッチメントのネジ径が37.5mmなので、それがヒントになるかと思いきや...それを頼りにも情報見つかりませんでした。

ま、Pro-NIKKORが何か分かれば、分かる人には直ぐに答えが出るんでしょうけども。