★本日29日(火)は第5火曜なので我楽多屋は営業する火曜日ですが、地元商店会打合せ参加のために13時45分〜15時の間は一旦閉店させていただきます。よろしくお願い申し上げます。なお、隣りのGallery463はその間も開廊しています。
ペトリMF-10というカメラは、ペトリが倒産した1977年に発売されたMF-1とほぼ同じカメラです。
倒産から3年後に労働組合が興した会社ペトリ工業が製造販売したのがペトリMF-10なのです。MF-1とMF-10は基本構造や性能は同一、セルフタイマーや型名表示の意匠に僅かな違いがある程度。
これから話題にする貼り革もMF-1とMF-10で差がある部分です。
MF-10の貼り革には波線~~のような加工が横方向に何本もあります。それ故に右手のグリップ感でいうと、背蓋側に当たる親指の腹は上下方向には滑らずとても良いグリップ感ですが、横方向には時として波線の上を滑ってしまうような感触もあって、どうなんだろ…と思ってしまうことがありそうなのです。
★Gallery 463にて開催中の澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」、いよいよ本日最終日です(17時まで)。
お客さんから、カメラケースの互換情報を尋ねられました。
それぞれに形状の違うカメラで使うケースを始め、ストラップ金具やカメラアクセサリーの互換情報って、正直なところ積極的に記憶しないようにしています。
間違って記憶したら全く意味ないし、万が一の時のことを考えると店を構えて営業しているので、落下や故障などが発生した時の責任問題とか、そこまで行かなくても残念な思いのキッカケを作りたくない…それが理由です。
が、今回のケースの互換情報は問題なし。ケースを付けたまま操作するタイプではないので液晶画面や操作ボタンの位置は気にしなくて良いし、ネジ止めしたりストラップを引っ掛けたり~しないってこともあります。
それなら、大きさが近ければ~何でも大丈夫じゃん~とは言わせません。縦横奥行きどころか、レンズ部の突起に合わせた切り欠きの形状まで、バッチリピッタリジャストフィットなのです。
カメラはリコーGR4 モノクローム、ケースはライカD-LUX用純正品。
★Gallery 463にて開催中の澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」、明日29日が最終日です。
古い革ストラップによくあるのが、乾燥や劣化などが原因で上の画像のストラップみたいに僅かな切れ目が発生していること。こういうのはかなり要注意です。
先日、こんなことを自慢されている常連さんがいらっしゃいました、「私は革ストラップが切れてカメラを落とす前に勘付ける!」と。
確かにこの常連さん、相当数のカメラを使われていて、革ストラップ装着率が高いです。我楽多屋で古い革ストラップをお買上げいただいたことも何度かあります。ご自身で作ってしまう器用さも持ち合わされていらっしゃいます。
そろそろ切れるだろうな~と思って、注意しながら持ち上げたら切れていた…というパターンが今までに何度かあったそう。
何が怖いって…、そんなこと思いもよらずに勢いよく持ち上げたり引っ張ったら切れていて、カメラを地面に落下させてしまうことですから、事前に何かインスピレーション受けて危険を感じ取れれば、カメラを落として壊したり傷つけずに済みますからね。
私が「えぇ~!?」という感じの反応をしても自信あり気な顔をされているので、「それは、長徳さんも会得されていない中古カメラ使いにおける秘術じゃないですか!?」と言っておきましたが、どうでしょう?長徳さん。
*上の画像は、今日のブログで登場した常連さんの革ストラップとは直接関係ありません。
★Gallery 463にて、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」開催中です(9月29日まで)。
★本日26日は第4土曜日なので、午後2時から全品1割引きサービスの日です!
必要に応じて伸びるレンズフードってのはちょいちょいあると思うのですが、縮むレンズフードってのはあまり無いような気がします。
あ、ラバーフードは除いた話です。
それこそ、ロボットには標準レンズから望遠レンズに対応する伸びる系のレンズフードがあります。取り付けはネジ込み式ではなくて、4つのツメでハメ込むタイプ。
それに対して、同じくこのロボットのネジ込み式のレンズフードは、未使用時に押し込むと縮みます。
今、我楽多屋にはロボットのカメラ・レンズが無いので、別のカメラで縮まる姿をお見せします。
上の画像、右側が使用時、左側が押し込んで縮めた状態です。フードの両サイドに2ヶ所小さい丸いピンみたいなのがあって、それを押し込みながらちょっと力を入れて縮める方向に押すと、持ち運び時に少し嵩張らなくなります。
★Gallery 463にて、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」開催中です(9月29日まで)。
少し前に入荷したレチナⅠbのフィルム室に貼られたシール。
多分、文字が擦れずに全部読めていたら、それだけで満足して何も行動を起こさなかったと思います。
が、擦れて文字が見えなくなっている部分があったので、AIの力試しに読解させてみようと思って相談してみました。
実は最初、AIさんはシールに記された店名らしきものをちゃんと読解してくれなかったんです。
それでも、わたし的にはヒントをもらえたので「そうじゃなくて、こうなんじゃ?」と聞くと、それであれば今、同じ名前の写真屋さんが同じ街にあります〜と。でも、そのお店の歴史は浅いという。今のオーナーは前のオーナーから店を引き継いだみたいだが、前のオーナーがいつからやっていた店なのか〜という点では2005年くらいまでしか遡れないので、レチナⅠbが売られていた頃にあったお店とは断定出来ない。違う店かもしれない。と。
で、直接聞いてみろ!と言うのです。実際は大変興味深いので直接確認してみたらいいのでは?文面の手伝いもします~と言われたんですけどね。
ダメもと覚悟でメールを送ってみたら、すぐに返事が来ました。
『これは素晴らしい話ですね。はい、店は1938年頃に創業しました。当時の写真も持っています。そしてこれは間違いなく私たちの昔のロゴです。したがって、このカメラはもともと私の前任者の店で購入されたものです。あなたのウェブサイトとInstagramを教えていただけますか? よろしければ、この素敵な話を写真と一緒にInstagramで紹介して、あなたをタグ付けしたいと思います。』と。
たまたま我楽多屋へやって来たレチナⅠb。1950年代の半ばくらいに製造された後、多分ドイツのこのお店で新品で売られてから、どういう経路を辿って日本へ渡って来たのか~とても興味深いですよね。
きっと、カメラ愛がある良い人に使われて来たので、こういう素敵なストーリーを生んだんだと思います。
シールの文字をご自身で読解出来た人やこのお店自体を知っている人もいらっしゃるでしょうが~、お店の名前の紹介はあちらのお店がInstagramなどでこの件を発信してくださった時に、改めてお知らせしたいと思います。
★Gallery 463にて、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」開催中です(9月29日まで)。
話の対象になるボディもレンズも、今ここに実機が無いのに話題にします、スミマセン。
レンジファインダーのコンタックスやニコンのカメラボディには焦点調節ギア(フォーカシングギア)があって、それを回すことでフォーカスを決めることが出来ます。上の画像の「22」が焦点調節ギア。
ただし、この焦点調節ギアを使うのは標準レンズや広角レンズを使用する時であって、望遠レンズ装着時には使わない、いや、使ってはいけないのです。
このことを案外と曖昧に解釈している人が多いようです。焦点調節ギアを回そうと思えば回って、二重像合わせが出来ないこともないからです。私もその一人でした。
わりと最近に常連さんがご自身のSNSでこのことを書かれていたところへ、先日話題にしたホンモノのニコンSPの説明書、その間に挟まれていたペライチの「交換レンズの使い方」に、以下の文言が記されているのを見つけたので、今日の話題にしています。
「望遠レンズの焦点調節はカメラの焦点調節用ギヤによっておこなうのではなく、鏡胴のリングをまわしておこないます」
気になったのでコンタックスはどうだったのか調べると(実際はAIに調べてもらってる)、ニコン同様の指示がされていて、特に戦前のⅡ、Ⅲ型では「長焦点レンズではレンズ側のフォーカシングリングを直接回す。ボディ側のフォーカシングホイールを使うと、機構を傷める可能性があるので使わない」とまで記されているそうです。
★Gallery 463にて、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」開催中です(9月29日まで)。
ライツの純正とされている「ライカメーターMR」ですが、製造はライカでは無くてMetrawatt社であることが明かされています。
ところが、ここにある取扱説明書にはMetrawatt社以外の社名も記されていて、何ぞや?と思いました。
ライカメーターMRが発売された当初の説明書にはMetrawattしか記されていなかったようなのですが、ここにある説明書には「BBC」とか「GOERZ」とも記されています。
これを調べたら、複雑な大人の事情が背景にありました。もともとは独立した会社であったドイツ・ニュルンベルクのMetrawatt社と、オーストリア・ウィーンの計測器メーカーGoerz社は、スイスの大手電機メーカーのBBC(Brown,Boveri & Cie.)の傘下に入ってしまう経緯があるのです。
この説明書はそういう時代になってから刷られたものなのでしょう。
もともと、この説明書を話題にしようと思ったのは一緒に日本語版の説明書もあったから。その日本語版の表紙には「英文使用説明書と対訳になっておりますので、写真は英文のものをご参照ください」と記されていて、画像のところは空白になっていて文字しかないのです。
★Gallery 463にて、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」開催中です(9月29日まで)。
カメラ屋になって30余年、今までに見て来たニコマートの台数なんて当然覚えていませんが、その数はアサヒペンタックスSPあたりと並んで一眼レフの中ではトップレベルだと思います。
そのニコマートの中で一番見ているのは、FTNかと。
アクセサリーシューの無いFTNに対して、次のFT2はホットシューが付いただけの違いくらいにしか思ってなかった、私。
上の画像、前面から撮ったのも上方から撮ったのも、上の2台がFTNで下の2台がFT2です。
ま…実際、機能的な差はそれ以外ほとんどなくて、使いやすさを良くした…くらいの差なので、ボディは全く同じものと思ってたのです。
ところが今回、ペンタカバーの形状がちょっと違うことに気付きました。そりゃ、そこにホットシューが付いたんだから違うでしょ〜と言う人もいらっしゃるでしょうが、それでも私はおでこの大きさとか全く同じと思っていたんです。
少し前にFTNやらFT2が数台ずつ同時に入って来て、そこに値札を貼ろうとした時のこと。FT2の方は黄色の値札がギリギリでキッチリ貼れるのだけど、FTNの方は黄色の値札の上側の両角がちょこっとはみ出てしまうのです。
シルバーボディのこの画像の方がおでこの大きさの違いが分かりやすいかな…。
さらに、もう一点大きな違いが…FTNではおでこがそのまま頭頂部まで広がって、貼り革はそこを避けて凹状に貼られていたのが(一番上の画像で上方から見たFTNのシルバーボディが分かりやすいかと)、FT2ではおでこが頭頂部まで広がらず、貼り革は大きくベタッと貼られるようになってます。
あと、「Nikomat」の書体も違います。
★本日21日(敬老の日)、澤村徹 個展「鋲ジャン魔法少女」の会期中ではありますが、台風接近による悪天候のためGallery 463は閉廊させていただきます。