我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年12月17日 (水)

二代目つながり・・・

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世の中、二代目を名乗れる人はたくさんいます。しかし、カメラ屋となると、かなりその数は限定されてくるでしょう。私などはまだまだ未熟者の二代目ですが、カメラ屋の業界にも立派な二代目さんはいらっしゃいます、フジヤカメラさん、アルプス堂さんなどなど…。

今日は偶然に見つかった古い雑誌記事(小学館発行の1986年1月号写楽)からのネタです。父親がカメラ屋だったのにカメラ屋の二代目にならなかったお二人の話。大橋巨泉さんと萩本欽一さんです。

巨泉さんのご実家の大橋商店は、大正時代から昭和20年代にかけて「エリオット」や「ロールライト」という名称のカメラを製造販売していました。若い頃は神保町の太陽堂さんや銀座の千代田商会さんにカメラの配達に行っていたらしいです。

欽ちゃんのお父様(萩本団治さん)は昭和20年代に「ダン35」というカメラを製造販売していました。その頃、欽ちゃんはまだ幼く、オモチャでなくて家にあったカメラをコロコロ転がして遊んでいたとか…。ダン35の「ダン」の名称は、お父様団治さんの名前から取ったものだそう。

実はうちの買取名人にも縁があるのです。名人がカメラ屋に就職したのは中学校の先生に商人になることを勧められたからで、その先生が欽ちゃんの叔父さんにあたる人だったのです。就職したカツミ堂さんも欽ちゃんのご親戚のお店。

芸能界の大御所ともいえるお二人が、カメラ屋に縁のある人だってご存知でしたか?

 

2008年12月16日 (火)

値付け間違い

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コンタックスG1・G2用のネックストラップ。少し青味がかった独特な色味のグレーで、肩当て部分が皮製のストラップです。CONTAXのブランド名やG1などのカメラ名が目立たないためでしょう、他のカメラに付けても気にならないことから、案外と人気のあるストラップです。

程度によって多少に差が出るものの、我楽多屋では普通は1,000円~1,500円くらいの値札を付けます。今日整理したそのストラップに1,200円の値札を付けて、コンタックス用品が入っているBOXに陳列しようとした時のこと。

そのBOXの中には、少し前から同じストラップの在庫が1本あったのです。今日の方が少し程度が良いかな~なんて思いながら、前からある方の値札を見て「あっ!」と絶句。なんと、12,000円の値札が付いているじゃないですか!って、自分が間違って付けたんだと思うのですが、、、

だから、しばらく売れなかったのでしょうか!?

こんな風に1ケタ違ったり・・・明らかに間違った値付けをしているのに気付いた時は教えてくださいね。よろしくお願いします。

値付けについて、こんなネタもあります。

品物を見て、「これは高いな~」などと口走るお客さんが時々いらっしゃいます。上記のような値付け間違いの場合は別ですが、お客さんの価値観で「高い!」と言うのは気をつけた方が良いと思いますよ。

我楽多屋では少ないと思いますが、他店より高い値付けがあったとしても、中古品にはそれぞれ程度や状態の違いがあります。それに、その店その店の売り方の違いもあります。そして、そこにその人の価値観がプラスされるわけです。欲しいものなら高く感じなくても、特に欲しくないものなら高く感じてしまうことが人にはあります。

↑そんな時に、ついついなのかもしれませんが「高いな!」なんて口走ると、お店の人は嫌な気持ちになることは間違いないでしょう。これはうちの店に限った話ではないですよ。

2008年12月15日 (月)

ジャンクレンズ パラダイス

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ジャンクレンズ遊びもここまでいけばご立派!

いつもお昼休みに我楽多屋に寄っていただくお客さんに見せていただきました。

このお客さんは、我楽多屋でジャンクレンズやフィルター、リングなどを買って行かれては、独自に改造をされて楽しまれています。以前にうかがったのは、とあるレンズの前玉をコンパクトデジカメの前に取り付けてフィッシュアイ風な撮影が出来るようにしてみたり、ジャンクの望遠レンズをリング等で加工して、高倍率の望遠レンズにしてみたり・・・。

今回、見せていただいたのは、引伸ばしレンズをデジイチで使えるようにしたもの。キヤノンのレンズケース(伸縮可能な形状のもの)を蛇腹フードのように利用して、その前側に引伸ばしレンズを装着し、後ろ側にはフィルター枠とリバースリングを加工して、ミノルタαマウントに取り付けられるようにしています。

75ミリか90ミリの引伸ばしレンズであれば、蛇腹状のレンズケースをグッと縮めれば無限大もピントがくるそう。あとは、蛇腹を伸ばしてピント合わせをすればよく、蛇腹で自由に角度を付ければアオリも可能になるわけです。詳しくは、このお客さんのブログを参照ください→http://kanrekiojisan.blog.so-net.ne.jp/2008-12-01-2

しかし、ちょっとした工作が可能であれば、楽しみ方も大きく広がるわけです。このお客さんから素敵なメッセージをいただきました。「折角、我楽多屋さんに素材が転がっているので、皆さん有効に活用して遊んで頂ければ面白いのですが」と。

2008年12月14日 (日)

今月のがらくた市は!

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今月のがらくた市は12月27日土曜日(毎月第四土曜)です。いつも通りに午後2時からの1割引販売のほか、田中長徳先生トークショーも決行予定です。

また今回は年末スペシャルということで!もう一つ企画を準備しています。以前、このブログでも紹介した新刊「オールドレンズパラダイス」。この本を作成された監修の和田高広さん、著者の澤村徹さんに店に来ていただいて、「なんかしてもらおう!」と思います。詳細はこれからツメていきますので、またお知らせします。

おおよそは・・・、マウントアダプターの使い方や、オールドレンズの良さを案内していただくような感じになると思います。本自体が良く出来た内容ですから、この企画も面白くなりそうです。

時間は午後イチくらい、長徳先生のトークショーの前を予定しています。場所は未定ですが、今後内容をツメていくうえで参考にしたいので、興味のある方は「参加してみたい!詳細決まったら教えて!」メールを下記宛てに気軽に送ってください。

arrow.noda@nifty.com

 

2008年12月13日 (土)

セレブなカメラたち

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こんな日もあります。午前中にあった買取り依頼の品。2人のお客さんで計3台だけなのですが、各々が中古市場で人気のある品物です。

左手がハッセルブラッド 503CW。右手奥がプラウベル・マキナ67。右手前がライカM3。

たった3台でも、その売り値(ふつうの中古カメラ店の店頭価格)の合計は、後ろに写っている我楽多屋の品物の合計価格より確実に高いですね(笑)!笑い事じゃなくてマジで。

我楽多屋があるから「がらくた」しか買わないと思ったら、大きな勘違い。アローカメラはあくまでもメインは買取り。品を選ばず、いろんなものを大量に買わせていただいていているので、がらくたもたくさん入ってくるのです。

ライカやハッセル・ニコンなどのいいモノも入ってくるから、それら用のアクセサリーも我楽多屋に揃うわけで、それを目当てに我楽多屋に来られる方がいらっしゃるので、買取り屋としてどんなものでも買わせていただけるのです。

なんだか、話がグルグル回っているようで分かりずらいですかね!?

また、買取名人がよくこんなことを言っています。『カメラ屋がカメラを売りに来たお客さんに「このカメラは売れないから買いません、買えません」というようなことを言うみたいだけど、私に言わせたら、「売れないからじゃなくて、よ~売らないから・売る術がないから買えない」が正しいと思う。私は、どんなものでも売りものにする自信があるし、その方法を見つけ出してでも、お客さんから品物を買わせていただきたい。それが買取りのプロだと思う。だから、買取りのプロは売りのプロでもないといけないのだ!』と。

う~ん、これも分かりずらい話でしょうか・・・!?

話は脱線しましたが、高価なカメラには、それに見合った存在感というものがありますね。たまには、セレブ気分でこういったカメラを鑑賞するのもいいものです。

2008年12月12日 (金)

フィルムケース

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フィルムの時代には(あ~こんな言い方はマズイ!?)、フィルムまとめ買いのオマケやら山岳写真家さんの防滴対策として販売されていたモノです。

我楽多屋に少しまとまって入荷しました!

が、ん~?フィルムが淋しいこの時代に、何で今頃こんな大量に。販促品(フィルムケース)なんてものは、もとの売り物(フィルム)より先に無くなってもいいようなもの。

しかし、四谷系銀塩情報発信基地としては、こういうモノが集まって来てしまうのです。

実際、フィルムを使う人にとっては有れば便利なもの。旅に出る時やまとまった撮影をする時に、いかがですか?ちなみに、1個250円。数はありますが、ご購入はお一人様5個くらいまででお願いします。

とりあえず、第一陣を並べていますが、もう数十個くらい某所より入荷する予定です(12/15頃)。

 

スカイライトフィルター

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デジタルカメラの時代になって、レンズフィルターの存在意義が薄くなってきているようです。なぜなら、色の補正や特殊効果などは、撮影後にいくらでも画像処理ソフトで手が加えられてしまうからです。

かつて、白黒からカラーの時代に移った時も、白黒用フィルターの需要が急速に低下したようですが、今回の波はそれ以上の大波のような気がします。

それゆえ、最近のカメラ屋さんではフィルターの扱いが低くなっているからでしょうか?我楽多屋に中古フィルターを探しに来られるお客さんが意外と多いです。黄、赤、橙のモノクロ用フィルターや、ソフトな描写が得られるソフトンやデュートなどの特殊効果フィルターなど。そして、デジタルカメラでもレンズ保護用として使われる無色系の常用フィルター。

この常用フィルターの需要にデジタル化ゆえの現象も現れています。

常用フィルターには、「UV」や「スカイライト(1B)」や「プロテクター」が含まれます。フィルムカメラ全盛の時代には、比較的「スカイライト」が好まれる傾向にありました。「スカイライト」には薄~くピンク系の色が付いていて、青空の影響で写真が青味がかるのを押さえる効果があるためでしょうか。

しかし、デジタルカメラの時代になって、逆にその赤味が嫌われてしまう傾向にあり、「スカイライト」離れが進行しているようです。我楽多屋にある常用フィルターの多くが、過去の遺産ともいえる「スカイライト」が多いのも事実です。

そんな世の流れの影響でしょうか・・・、いや、間違いないですね。某ルートから、大きなサイズ(72ミリ・77ミリ・82ミリ)のスカイライトフィルターの新品(デッドストック品)が出てきました。定価は1万円以上もしたものです。「倉庫からまだ出てくるかも・・・」と言われていますが、それは不確定な話。

とりあえず、上記の3サイズを1,200円~1,600円で出しています。

2008年12月11日 (木)

48mm~49mm

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上の画像はレンズの前に付けるキャップの裏側です。

ご承知の方が多いと思いますが、レンズの前側というのはフィルター等を装着するためにネジが切られています。そのサイズ(フィルター径とか、フィルターサイズと言います)はレンズによって違うのですが、互換性を保てるように規定のサイズがあります。46ミリ・48ミリ・49ミリ・52ミリ・55ミリ・58ミリ・62ミリ・67ミリ・72ミリ・77ミリあたりがそれです。

ですから、フィルターやフードなどはそれぞれのサイズのものが用意されているわけです。キャップも然りです。

が、今日見つけたキャップはずいぶんと大雑把というか。。。48ミリと49ミリ共用とのことです。

普通、キャップの場合はレンズの前に切られたネジにねじ込んでいく留め方ではなく、カチッとハメるだけですから、たった1ミリくらい・・・実際に装着してみれば、さほど問題なく付いてしまいます(フィルター径49ミリのレンズに装着すると、若干ゆるい気はしますが・・・)。でも、私の知る限り~、48ミリには48ミリ用キャップがあり、49ミリには49ミリ用キャップがあるので、今日、このキャップを見つけたときには「えぇ~!?いい加減!」と思ってしまいました。

2008年12月10日 (水)

タクシー運転手さん

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我楽多屋常連のタクシー運転手さん(←駐車違反取締りにはご注意くださいね)のお話。

世話好きなこの運転手さんは、会社の同僚にお子さんが産まれると、写真の大切さを話して、撮影の簡単なアドバイスをしてあげるそうです。成長の過程で、こんな写真を撮っておいたらいいよ・・・と。

例えば、入学式。校門の入学式の立て看板の横で1カット。桜の木の下、校舎をバックに1カット。授業参観では、イスに座って先生の顔を見つめる子供の1カット・・・などなど。ちょっと考えれば当たり前のようだけど、意外と撮っていないもの。

時には、我楽多屋で見つけたカメラ・レンズの動作確認をしてクリーニングをしたものを同僚にプレゼントして、形から入ることも教えてあげるそうです。

さらに、良く撮れた写真は伸ばして額に入れて飾るとか、こんな風に記念のアルバムを作ればいいとか、手取り足取り教えていると、会社の仲間うちでも教えあったり・披露しあったりして、写真を媒介に輪が広がっていくそうです。

その会社に入って15年目の運転手さんが、最初にアドバイスした人のお子さんはもう高校生。社内にはそういう家族が何組もいるそうで、「いい思い出づくりのアドバイスをしてもらった!と感謝されることが多くて嬉しい!」とニコニコと話してくれました。

写真は撮ることも楽しいけど、見ることも楽しい~これは、先日紹介したタカラトミーの新製品「xiao」のコンセプトにも通じるものです。でも、「見る」という行為をその場だけでなく、あとあとの時間・時代・・・という観点でとらえた時に、「写真を残す」という行為がとても大切になってきます。

今までに何度か書いてきましたが、「デジタルで撮りっぱなし」をすることが、写真を残すうえで一番危険な行為であることを、よ~く胆に銘じていきましょう!

2008年12月 9日 (火)

EF Lens Clock

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こんな時計があったの知りませんでした。

キヤノンEOS用EFレンズの形をした時計です。まぁ、キヤノンさんが作っているのだから、外装はホンモノそのものだと思います。中身のレンズをくり抜いて、代わりに時計を組み込んだのでしょう。さらに、その箱もホンモノのレンズと同じような体裁で作られています。

箱の中には小さな台が同封されていて、そこに置いてご使用ください。という感じなのですが・・・というか、私もそういう発想しか出来ませんでした。

が~、これを見たあるお客さんが「この時計、カメラに付くんだよね!?」と言われました。そうかそうか、ホンモノのレンズで作っていて、ちゃんとリアキャップが取り外し出来るんだから、そりゃ付くだろう!と、試した結果が上の画像。

どうです!こうやって、置いておけば立派なインテリア時計です!

さらに話は発展し、キャップに時計を組み込んでしまえば、ホンモノのレンズの前にも付けられて、置き時計にもなるんじゃないの~!この発想、商品化したら売れるかも!!