我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年8月 6日 (木)

大量入荷

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昨日、アローカメラに大量な品物の買取り依頼がありました。

その為の出張買取りで急遽、昨日5日はアローカメラ、我楽多屋ともに開店時間を通常の10時から12時に変更させていただきました。店のシャッターにその旨の貼り紙をしておきましたが、もしその間にご来店いただいた方がいらっしゃいましたら、大変失礼致しました。

都内某所の高級マンション2階よりクルマ1台分のカメラ・レンズを運び降ろし、帰店後、2階の買取りコーナーに整理のために開封した状態が上の画像です。写りきっていないモノもあります。。。品数はおおよそ二百数十点!ライカ、ハッセル、ニコン、キヤノン、ペンタックス、ミノルタ、オリンパス、フジカ、国産バルナック型ライカコピー、ロシアカメラ・・・などなど、多種多様な品揃え!

今回、これらのカメラを手放されるお客さんも、「こんなに買い貯めていたんだ!」と自分でビックリしたそうです。

ちなみに、わたくし二代目、昨日は重い荷物を抱えて階段を昇り降りすること数十回。今のところ、足腰ともに痛みなど出ていません。。。

その中から、我楽多屋向きの品物はチェックを済ませて、ボチボチと並べ始めていますので(下の画像中段くらい)、どうぞご来店下さい。

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我楽多屋で買ったモノ・マガジン更新

本日、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

今回で118回目です。タイトルは「パリの思い出フォカフレックス」。

こちらより、お楽しみ下さい→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/monomagazine2.html

2009年8月 5日 (水)

M型中学生

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カラダのサイズがM型なわけではありません。

以前にも登場してもらったバルナック中学生のY君が、M型ライカを首から提げて来店されたのです。なんと!ライカM3、レンズはエルマー50㎜/F3.5!

前日に銀座方面で手に入れたばかりだそうです。早速、フィルムを装填しているらしいので、「今日は都内でテスト撮影?」と聞くと、「昼過ぎから塾なので、そろそろ帰らないといけない・・・」と言います。M型ライカ中学生は勉学にも忙しいのです。

ライカM3というと、カメラ屋から見てもカメラとして一級品。ちょうど店内に居合わせたカメラマンさんも「俺だって持ったこと無い・・・」と苦笑。

「いやいや、ちょっとビックリだよ!!」と私も正直な印象を彼に伝えました。

カメラとしての一級品を中学生が首から提げている、そのギャップにとてもビックリ!!彼が大人っぽい服装をしていたら、また印象が違っていたかもしれませんが、、、

ただ、ちょっと気になったことがあるのも事実。世の中いい人ばかりではありません。モノ盗りとか安全面が気になったので、それについても彼に告げると、「なので、今日はケースを探しに来たんです」と。

ライカM3純正のケースがあったのであてがってみました。アクセサリーシューに載せた「フォクトレンダーのVCメーターⅡ」を付けたままでも、ちゃんと入るのだけど・・・「ケースとはいえ、ライカ純正になると値段もね。。。予算はどうなの?」と聞くと、「外に並べてあるケースから、使えそうなものを探してみます」とのこと。

このくらいの年齢で、フィルムカメラを趣味にしている子達はとてもしっかりしています。

キヤノン7のケースがほとんどそのまま使えそう!ということで、お買い上げいただきました。キヤノン7のケースは、ライカM3のケースの約1/3の値段なり。

2009年8月 4日 (火)

日食

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日本では半世紀ぶりの天体ショー!と話題になった7月22日の皆既日食から、早2週間が過ぎようとしています。

「皆既日食の時間が長い」とかなり話題になった悪石島は、悪天候のために残念な状況だったようですが、硫黄島から送られてきた映像では見事なコロナを見ることが出来ました。

うちの店のお客さんからも、日食の撮影に成功した知らせが届きました。ニコンF2使いの小学校6年生改め、今年の春からニコンF2使いの中学生 I 君から、地元埼玉で撮影した部分日食です。最大に欠けた時は雲がかかってしまったそうで、これはその直前だそうです。

送られてきたのは焼き増しのコピーでした(上の画像)が、その撮影データは「NikonF2 Tokina400mm/f5.6 Nikonテレコン2× 自作段ボールフィルター」とのこと。自作段ボールフィルターに興味津々ですが、、、

ところで、私が普段からブログ用に使っているコンパクトデジカメの液晶画面にはいつも「コロナ」が見えています!?(下の画像参照)

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このデジカメ、半年以上前のことですが、「こんな状態のデジカメは買取ってもらえませんよね?」と持ち込まれたものなのです。こんな状態って、、、液晶画面に直径1センチちょっとの黒い真ん丸があるのです。たしかに、この状態では買取り値を付けるのは難しいです。実際、そのお客さんも他店で断られたようでした。

ただ、ブログ用に適当なカメラを探していた時だったので、特別にお気持ち差し上げて引き取らせていただいたのです。お客さんにも喜んでいただけましたし、実際、記録画像に「コロナ」が写ってしまうわけではないので。。。

*コロナ:太陽の周りに見える自由電子の散乱光のこと。皆既日食の時は肉眼で見ることが可能。また、専用の望遠鏡を使えば常時見ることも出来る。

2009年8月 3日 (月)

アルバム作り

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カメラや写真において、フィルムとデジタルの違いを語るときに話題になるのが、形として残るかどうか・・・ということ。

フィルムの場合、たとえプリントしなくても、現像後にネガなりポジなり、形として残ります。

デジタルの場合、プリントしないと、記録媒体の中でデータとしては残りますが、目に見える形として残りません。そして、その保存性などについて、デジタルデータの危うさを訴える人も多いです。

とはいえ、デジタルで撮影したものでも、バックアップを取って保存性を高めることで危うさを軽減できたり、プリントにして形に残せば、その問題は解決できます。

そこで、アルバム作りの重要性というか、必要性が見直されてもいいのではないかと思うのです。実際、写真屋さんでフォトブックを作成できたりして、そういう流れも既に出来始めています。

前置きが長くなりましたが、今日、皆さんにお伝えしたかったのは、こんな手法で手作りアルバムを楽しむことが出来るのだぁ~!ということ。

しかし、ほんのカケラ程度の話ですが、、、

お客さんが「デジタルで撮ったものも極力プリントするようにしている」という話をされました。ちょっと出掛けた時に撮った画像もプリントアウトして、アルバムっぽい体裁にしておくと、人にも見せられるし、見てくれると。

例えば、二つ折りにすることを前提にA4サイズに画像をレイアウトしてプリントアウト。それを折って貼りあわせれば、簡単にA5サイズのアルバム状になります。画像をレイアウトする際に、小さめの画像を並べるページ、余白を残すページ、1カットを見開きでドーンと載せるページなど、バリエーションを考えるのも楽しいし、出来上がった際の見た目も良くなります。

で、上の画像は、1カットを見開きページにした例です。たしかに、広角系のレンズで撮影した画像であるのも事実なのですが、また、構図もいいのですが、見開きページで1枚の画像が中折りされることで、余計に広がりが感じられるようになっているのです。

これは面白い!折ることでこんな効果が出ることもあるのですね!なんか、無意味にプリントを折ってみたくなる衝動に駆られました(笑)。

2009年8月 2日 (日)

我楽多屋の品物には

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「我楽多屋さんの品物には気が宿っている感じがする・・・」と言われたお客さんがいらっしゃいました。

また、「我楽多屋さんの品物は安心して買える・・・」と言われたお客さんもいらっしゃいました。

今でこそ、ジャンク品を扱う中古カメラ屋さんも増えてきていますが、我楽多屋がオープンした頃には、非常に稀な存在でした。中古カメラ屋というと、高級機の中古品や状態・程度の良い中古品を扱うばかりでした。

そういう時代にはジャンク品やがらくた品を扱っているというだけで、我楽多屋の存在価値があったように思います。

しかし、ここ数年でジャンク品を扱う店が増えてきました。中には言葉は悪いですが廃棄物を扱うかのように雑な扱いをしたりするところもあるようです。(確かに「junk(ジャンク)」はもともと「廃品」という意味合いの言葉ではありますが・・・)

また、この1年くらいはフィルムカメラの需要が下がったことから、フィルムカメラ関連の品物の中に大幅な値崩れが起きている品物があるのも現実です。「フィルムカメラは売れないから・・・」と、市場性の低い品物はまだまだ使えるものでもジャンク品扱いをして、価格を下げ、扱いも悪くなり。。。という傾向にもあるようです。

今、あえて我楽多屋では、品物の値付けにあたり、簡単なチェックを心がけるようにしています。現状で使用が可能なモノまでジャンク扱いせず、使えるものは使えるものとして値付けをするようにしたいと。だからといって、厳密な整備点検まではしていません。そこまですると、その手間代がかさんでしまい、手頃な価格設定は出来なくなります。

使用に問題があるようなジャンク品でも簡単なチェックと外観の清掃くらいは行なって、見た目のキレイなもの、部品取りが可能なものなど、それぞれそれなりの価格を付けるようにしています。

そんなところを感じていただいたお客さんから、冒頭のようなメッセージをいただけたのだと思います。

8日と16日の営業について

8月8日(土)の閉店時間を17時30分とさせていただきます(通常土曜日は19時閉店)。

また、16日(日)は休業とさせていただきます。

誠に勝手ながらよろしくお願い申し上げます。

2009年8月 1日 (土)

新宿クラシックカメラ博

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今月19日(水)~24日(月)、新宿高島屋で「新宿クラシックカメラ博」が行なわれます。サブタイトルは「歴史的モデルや逸品と出合う6日間」。

これは、昨年まで(2001年から)銀座松坂屋で開催されていた「銀座・中古カメラ市」が場所を新宿に移して行なわれるものです。

私も「ほほぅ」と思いましたが、その名称に「んっ?」と反応されたお客さんのWさんからもメールをいただきました。「~博」というと、ずいぶんとたいそうな雰囲気が漂うからでしょうか。。。

調べてみると、「博覧会」には、「種々の文化財・生産品などを陳列して人々に観覧させ、産業や文化の振興に役立たせようとする催し」(by三省堂の国語辞典)とあります。たしかに、その通りかもしれません。現行品がほとんど無くなってしまったフィルムカメラ、それも古いものを中心に扱うのだから、まさに文化財といえます。

ただ、博覧会というと展示中心というようなイメージが強いような・・・。だからでしょうか?「新宿クラシックカメラ博」の案内には、「即売」という文字が併記されています。

ちょっと意地悪な見方をしてしまったかもしれませんが、実際はこういう催しがフィルムカメラの存在価値を盛り上げてくれるのですから大歓迎です。

私どもは「新宿クラシックカメラ博」の参加店ではありませんので、「市」から「博」になったことで、どうイメージチェンジされるのか知りませんが、とても期待しております。

期間中の催しとしては、22日(土)23日(日)には、マニュアルレンズ・クリーニング受付(有料)や、ジャンク品コーナー、カメラ好き著名人トークショーがあるそうです。

  • 「新宿クラシックカメラ博」 即売/入場無料
  • 新宿高島屋11階催会場
  • 2009年8月19日(水)~24日(月)
  • 連日午後8時まで開催(最終日は午後6時閉場)
  • 主催:写真機商振興会 企画協賛:株式会社ワールドフォトプレス
  • http://www.camera.jp/

2009年7月31日 (金)

ヤシカ-635

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現物を見るのは私にとって今回が初めてかもしれません。

ヤシカフレックス、ヤシカルーキー、ヤシカマット・・・ヤシカには案外と二眼レフに沢山の機種が存在しますが、この機種はかなり珍しい部類に入ると思います。1958年登場のモデルです。

「635」の名の由来は、「6×6判」の「6」と、「35mm判」の「35」だと思います。そうなんです!このカメラはブローニー判フィルムだけでなくて、35mmフィルムも使用可能なんです。

二眼レフの王様!?ローライにも「ローライキン」というアクセサリーがあって、それを使用することで35mmフィルムが使用可能になりますが、この「635」はボディー自体が35mmフィルムを使うことも前提にした仕様になっています。

では、どこか違うのか?というと。35mmフィルムを使用するときに、フィルム室に35mm用の部品(下の画像を参照)を装着しなければいけないのは、「635」も「ローライキン」も同じです。でも、「635」の場合、フィルムを装填してしまえば、それだけで後は何も手を加えなくて良いのです。

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「ローライキン」の場合、35mm用カウンター目盛などの部品をカメラにセットしないといけませんが、「635」には35mm用の巻き上げノブが既に装着されているのです。

カメラに向かって、左側にはブローニー判(6×6)用の巻き上げノブが付いています。オートマットなので小窓の中のカウンターに撮影枚数が表示されるようになっています。そして、カメラに向かって右側には35mm用の巻き上げノブが付いていて、そのノブ自体に0~40までの目盛が付いているのです。

35mmフィルムが使える二眼レフといえば、昨年発売された「ブラックバードフライ」なんてトイカメラもありました。縦位置撮影がノーマルになるという感覚が新鮮でありますが、この「635」の装着レンズはヤシコール80ミリということで、かなり望遠になってしまうわけで、スクリーンには赤線で35mm用のフレームが引かれているのだけど、スクリーン全体の1/3くらいしか有効画面にならないわけで、実際にはちょっと使いづらさが・・・。

 

「3」と「F」

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上の画像は、先日買取り依頼のあった品物です。すべて同じ人からの買取り品です。一眼レフとレンジファインダーカメラという組み合わせが珍しい訳ではありません。

買取り成立後に、当方で作成している「買取カード 兼 仕入伝票」に品名、製造番号等を記入している時に気付いたことなのだけど。。。

一眼レフは「ニコン F3」というモデル、レンジファインダーは「ニッカ 3F」というモデル。たまたま偶然なんでしょうが、品名が「3」と「F」の順序が入れ代わっただけ。しかし、2台のカメラに共通点はありません。

このことは、きっとカメラを手放しに来られたお客さんも気付いていないことでしょう。。。でも、たまたま気付いてしまった私には何か不思議な後味が残りました。で、大したことじゃないのだけど、些細なご報告までということで、アップしておきます。

無理矢理に共通点を見い出しておくと、当時のニッカにはニコンのニッコールレンズが標準レンズとして組み合わされて販売されていました。画像に写っているレンズが、まさにそのニッコール50mm/F2です。

ちなみに、私は高校3年生の時のクラスが「3年F組」でした。。。

*ニッカカメラ / ニッカカメラの前身である光学精機社は、戦争により輸入が困難になったライカのコピー機を軍の命令により製作していた。戦後は社名を「ニッポンカメラ」→「ニッカカメラ」と変えながら、コピーライカの製造を続けた。1958年には「ヤシカ」の子会社になり、1966年吸収合併される。今回登場の3Fは1956年の発売。