我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年7月17日 (土)

ベビースズカ

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1952年発売、㈱三光製のベビースズカⅡ型(当時定価4,200円)です。フィルムはベスト判を使います。レンズはトリオターアナスチグマット50mm/F3.5。

当時の宣伝広告に「初めてのお方にもすでにカメラをお持ちのお方にも 密着でも引伸でも充分に使えるサイズベスト1/2判 小型カメラの決定判ベビースズカをペンとして いつ何処でどんな場合でもすぐに記録出来るよう に御携行下さい」とありました。

さて、私が取り上げた理由は、2枚目の画像です。貼り革に「Suzuka」と刻印されるべき6文字。最後の「a」が逆版になっているのが分かりますか!「見~つけちゃった!!」という感じです。

もしや、デザイン的にあえて逆なのかな?と思って、画像を探してみたところ、見つかった画像の「a」はちゃんとした向きでした。

きっと当時は一文字一文字、人手で打っていたんでしょうね。何かの間違いで逆に打ってしまったものが世に出てしまったのでしょう。これはレアかも・・・!?(笑)

2010年7月16日 (金)

金属カメラの効能

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少し前に我楽多屋でオリンパス ペンD3のキレイ目なモノを買っていただいたお客さんが、カッコいい革ストラップと穴あきフードでカスタマイズして、見せびらかし(笑)に来られました。上はイメージ画像のペンEE‐3です。

その日、お客さんはお仕事の途中でのご来店だったため、同じカバンの中には仕事用のコンパクトデジカメも入っていました。

お客さんの話では、「こうやって平日でも時々持ち出すことあるけど、休日出勤の時は必ずフィルムカメラを一台持ち出しますよ」と。

とはいっても、仕事の合間にフィルムカメラのシャッターを切る余裕は、そうなかなか持てないもの・・・。でも、お気に入りのフィルムカメラを携帯している・いつでも手に取って触れる~という、それだけで、気持ちに余裕が持てると。例えそれが、シャッターを切るまでの余裕に達しなくてもいいのだそうです。

その気持ち、良く分かります。特に金属製機械式フィルムカメラには、モノとしての味わいが溢れていますからね。

2010年7月15日 (木)

一日太郎がカメラ小僧に

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以前にも紹介した、東京メトロの一日乗車券のキャラクター「一日太郎」。

ちょっと控えめな立ち位置に疑問を感じてしまうのですが、今年の春から、一日乗車券ガイドブックの表紙に登場しています。中にも出て来ますが、やはりちょっと控えめ、、、

でも、見つけちゃいました!「カメラ小僧」気取り?の一日太郎を!!首からカメラをぶら提げています。多分、一眼レフですね。フィルムなのか?デジタルなのか?興味深いところであります。。。

さらに、案外とカラダが大きい時もあるようで、、、電車にまたがったりもしてます(笑)。

第30回 得?or 特?

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今回はレンズキャップ2種です。

一つはありそうでないミノルタMF一眼のボディキャップ。ミラーレスデジイチと、マウントアダプタの登場で、ミノルタMFマウントのレンズ需要も出てきたわけですが、それでも取り残されてしまったMFボディ側のキャップです。

需要がないと、モノは余る~と思いきや、実は逆に無くなっていくもの。というわけで、ミノルタのMFボディキャップはあんまり見掛けません。今回は少々まとめて出てきたので、得特にしてみました。

もう一つは、マミヤプレスのボディキャップとレンズリアキャップ。

かつては、その名の通り、報道カメラマンの定番だったこのカメラ。「かつて」といってもはるか50年ほど前、ニコンFが登場するまでの話ですが、、、今では需要も僅か…と思っていたら、先日、ホルダー・レンズ付きのスーパー23があっという間に売れてしまいました。

そのマミヤプレスのキャップ。ボディキャップはシッカリした造りなのですが、レンズリアキャップはずいぶんと簡単な造りの頼り無げなもの。裏面に「MAMIYA PRESS」のロゴが無ければ、ゴミ箱に捨ててしまいそうな体裁。

うちの買取名人の口癖で「中古は造れない」があります。それはアクセサリーでも同じこと、特にこういった需要が乏しくなってきているアクセサリーこそ、あるうちに、見つけたら入手しておいた方が良いかもしれませんよ!

ミノルタMF一眼ボディキャップ 300円
マミヤプレス・ボディキャップ 300円/レンズリアキャップ 200円

2010年7月14日 (水)

純正M42アダプタ

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昨日も少し触れましたが、かつて、日本国内のカメラメーカーには、一眼レフにM42マウントを採用したメーカーが数社ありました。

これは構造が簡単だったことや、一時期、M42マウントがレンズマウントの統一規格とも言える環境にあったためなのですが、AE化など機能の拡大には向いていなかったため、各社独自のマウントに移行していったりしたのです。

ペンタックスは、バヨネットのKマウントへ変更する際、自社製M42マウントレンズをKマウントを採用した後継ボディでも使えるように、純正の変換アダプタを販売しました。

とても良心的な価格だったのが好印象でした。5年ほど前の時点で定価1,000円くらいだったと記憶しています。ところが、世の中がデジタル時代へ突入した頃の価格改定で、3,500円ほどに一気に値上げされたのを覚えています。

しかしながら、今だに供給してくれること自体素晴らしいこととも受け取れます。だって、M42マウントのレンズが現行品だったのは、もう35年以上前のことですから。

さて、他メーカーの純正アダプタがここにあります(上の画像)。M42のレンズを、ペトリマウントに変換するアダプタです。

これがあれば、多種多様なM42レンズをペトリボディで楽しめる~と考えるのが普通ですが、現実には、そうもいかないようです。

M42レンズの多くは、このアダプタに装着出来ても、ペトリマウントのボディに取り付けることが出来ないのだそう。ペトリマウントはボディ側にリングがあるスピゴットタイプのため、その枠にレンズが干渉してしまうのです。要はマウント側の鏡胴が細かったり、突起物が無かったりしないとダメらしいです。

また、歴史を見て面白いのは、ペトリは最初の一眼レフをM42で登場させるものの、翌年発売の次のモデルで早々に独自マウントに変更。15年ほど、独自マウントを継続させた後に、再びM42マウントに戻しているのです。多分、ペトリ自体が晩年の経営が厳しい時期に、構造が簡単なM42を採用するという選択になったためと思われます。

なので、このアダプタはペンタックスの場合とは逆で、晩年の現行レンズ(M42)を以前の自社ボディで使うことが目的だったのかも・・・などと推理もしてみましたが、アダプタ自体の雰囲気が古めかしい感じだったり、、、晩年のペトリ製M42レンズのマウント側鏡胴が必ずしも細くないみたいなので、真実は不明。

さらに、ペトリは国内でペトリマウントを採用している時期にも、海外ではM42マウントの製品を出していた~などという情報もあるので、さらにいつ頃のモノなのかの特定も難しく。。。ペトリの沼にハマっていくのです(笑)。

2010年7月13日 (火)

M42 ボディキャップ

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M42マウントとは、プラクチカマウントとも呼ばれる、42ミリ径のスクリュー式のマウントのこと。ペンタックスの一眼レフが採用したことで有名ですが、もともとは、旧東ドイツのプラクチカが採用したのが始まり。

日本国内では、ペンタックスの他にも、オリンパス、ヤシカ、フジ、マミヤ、ペトリなどが一眼レフに採用したことが一時期ありました。ということで、M42マウントには、ロシア製も含めて、かなりバリエーションに富んだ各種メーカーのレンズが存在するのです。

その結果、マウントアダプタを介してデジタル一眼で、レンズ遊びをしている人も多いようです。今でもそういう需要があるので、M42マウントのレンズリアキャップを探している人が多いのですが、なかなか存在しません。

その希少性は、M42のボディキャップも同じこと。上の画像は、M42ボディキャップ3ヶ。

ひとつは「ASAHI OPT.CO.」と書かれたペンタックスのM42マウントボディ現役時代のもの。もうひとつは「PENTAX」と書かれた、後期(多分、Kマウントが登場してから)のもの。そして、「YASHICA」と書かれたものは、かなり希少と思います。

ヤシカでM42マウントを採用したのは、1960年から10年くらいの間に登場した10機種程(ヤシカペンタJやヤシカTLなど)ですが、今、市場に流通している現存数は非常に少ないと思います。なので、このキャップはさらに珍しいと言えると思います。

2010年7月12日 (月)

ラピッドワインダー

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ここしばらく、あまり積極的にネタにしていないので、私がボトムグリップフェチの気があることは知られていないと思います(笑)。ちなみに参考までに過去の記事です ↓。

 

上の画像のカメラの持ち主は、もう10年以上前から我楽多屋に来店いただいていて、いつの間にか成人されていたNさん。キヤノンⅣSbは特に珍しいカメラではありませんが、底面に取り付けられたキヤノン製のラピッドワインダーは、案外珍しい部類に入ると思います。

「程度はあまり良くないのだけど、専用のボトムグリップも付いているので~」と少々自慢げに、いやいや、ほかのお店で購入されたものだけど「良い買い物が出来ました!」と報告してくれました。

通常の底ぶたと交換して取付けて、トリガーレバーでフィルムの迅速な巻上げをしようというアクセサリーです。画像でも分かるようにちょっと鋭利なのがトリガーレバー。

で、この専用ボトムグリップ、まさに専用で他のカメラで使うことは厳しそうです。ラピッドワインダー底面にある穴ふたつに、合致するように突起があって、そこをキッチリ合せて装着するようになっているのです。

ボトムグリップフェチ的には、金属表面に滑り止めのギザギザ加工がされていて、出来の良いものなのに、他のカメラ(自分の手持ちのカメラなど)に使えないのは、ちょっと、もどかしいのであります。

このラピッドワインダーは1954年に発売されたもので、当時の定価はグリップ付きで3500円。ⅣSb発売時に開発されたものだけど、1950年に発売されたⅡC以降の機種でも使用可能となっていました。しかし、メーカーでの調整を必要とされていたとのこと。

2010年7月11日 (日)

ビックリ箱

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カメラの愛称で「ビックリ箱」と命名されているモノがあります。

キヤノン最初期のレンジファインダーカメラのファインダーに付けられた愛称です。その由来は、ファインダーがボタンを押すことで、軍幹部上に飛び出てくることから。かなり独自なファインダーであるのも事実です。

収納された状態でも、軍幹部には距離計窓があるために一見では、特に何の疑問も持たないのですが、あるのは距離計窓であり、ファインダーは「ポンっ」と飛び出させて使うのです。

また、初期のキヤノンに付いているレンズが、現ニコンのニッコールレンズであるのは、現代のカメラ好きにはビックリするような事実ですよね。カメラ界の両雄とも言える、ニコンとキヤノンですからね!

このブログでもずいぶん前に一度、触れたことはあるのですが、今回、キヤノンのサイトで、その点をキッチリと書いてあることにも気付きました。→http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1933-1955/1936_hyo-han.html

「技術的に困難であったカンノンの~日本光学の協力を得て完成」や、また、「光学系、マウント部、日本光学によって賄われていた」と書かれています。

上記で案内したキヤノンのサイトでは、ハンザキヤノンのところで、ビックリ箱やニコンとのことが表記されていますが、画像のカメラは同じビックリ箱を装備しているキヤノン最新型(S型)です。ニッコール50mm/F3.5付き。

 

2010年7月10日 (土)

手入れって

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本日、東京四谷は久しぶりに青空が広がりました。予報では今日一日だけで、明日から梅雨空に戻る模様。。。

日々の足として活躍している自転車、普段からその汚れはマメに手入れしているのですが、今日はキレイにした後に、青空バックにシャッターを1枚切りたくなりました。

そこで気になったのが、カメラの手入れについて。自転車の場合は、雨の中・雨上がりに走行することで格段に汚れてしまいますが、カメラ自体を使用中にひどく汚す・・・ということは、なかなか少ないと思われ、改めて手入れする~ということを、あんまり意識しない人も多いのではないでしょうか。

各社(N社・C社・M社・P社など)数機種の取扱説明書でカメラの手入れについて、どう書かれているのかチェックしてみました。10~20年前のAF一眼の取扱説明書を中心に10数冊程。

ボディ外装については基本どれも、ホコリやゴミ、砂が付着したままにならないように吹き飛ばす・払うという指示。汚れは柔らかい布(クリーナー液で湿らせたりして)で拭うという指示でした。

また、長期間使用しない時の注意に、各社とも故障やカビの原因になるので、時々シャッターを切るように指示しています。でも、「時々」の解釈って、ずいぶんと個人差が出そうですよね?面白いことに、ニコンだけ(F80・F90・F5・FM3Aなど)、「1ヶ月に1回くらい」と現実的な目安を書いてました。

で、既に半年以上シャッターを切っていない自分のニコンU2を思い出したので、持ち出して一緒に被写体にしてみました。ついでに、故障の原因にならないように空シャッターを数回切ってみましたよ。

2010年7月 9日 (金)

コンデジ代替え

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ブログやメモ用に使用していたコンパクトデジカメが壊れました。今回壊れた機種は以前に紹介したことがある「キヤノン IXY910IS」で、すでに、液晶は一部壊れていたのですがね。。。

電源がONの状態で、机の天板3~4センチ上空からカタッと落してしまったところ、繰り出ていたレンズ(特に望遠ズーム側になっていたわけではありません)の打ちどころが悪かったんですね。レンズの名板文字が変に斜めの位置になって、以後、ズームさせても動かず、電源OFFしても収納されずの固まった状態になってしまいました。

いちおうカメラ屋ですから、たいていは一台くらい代わりに使えるモノがあったりするのですが、それも今は無く。久々に必要に迫られて、カメラ選び・探しをすることに。

撮影時にレンズが繰り出してくるタイプは、その部分にトラブルが起こる可能性の高いことが以前から気になっていたので除外。なおかつ、手頃なモノを~という条件で物色。

しかし、このレンズ部分の条件を前提にすると、現行品(1~2モデル前を含めても)のほとんどは却下。さらに手頃という条件を上乗せしたら、たった3モデルに絞られてしまいました。

最終的に選んだのは、「パナソニックDMC-FP1」というモデル。これからは、このコンデジで撮った画像がブログ画像のメインになると思います。

さて、文中でも触れましたが、コンデジのレンズ部分の危うさが気になったことありませんか?

通常のON/OFF動作のたびに、ウイーンウイーンと動き、ズームを操作するとウイーンと動き、その動きもどこか心もとない頼りない雰囲気だったりして・・・。そして、レンズが繰り出された状態で、ぶつけたり・落したりしようものなら~!と。