我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年7月17日 (日)

COMBI-METER

P841 
時々見かけるドイツ製の距離計です。1950年頃のものらしいです。

「COMBI-METER」というくらいですから距離以外にもうひとつ、あるものを計測出来るわけで、それは露出。

距離計の方は一般的な二重像合致式。

一方、露出計は光学露出計というタイプ。ものの本によれば「露出計を被写体に向けやっと見える数値を読み取り、その数値を表に移して露出を知るもの」と、ありました。

そんな風な使い方なんだろうなぁ~とは思っていましたが、見かけるCOMBI-METERのほとんどは、いつも露出計の方はうまく働かないものばかりで、見かける度に不完全燃焼で終わっていたのでした。上の画像でいえば、左の窓が距離計の覗き窓。右の窓が露出計の覗き窓。

今回改めて調べたりしてみたのは、飯田鉄先生から「これの使い方分かります~?」と聞かれたから。飯田先生もまともに動いているものを手に取ったことがないような様子でした。

後からジックリ検品してみたら、実はちょっと覗き方にコツがあったみたい。距離計は窓に目を近づけて覗きこまないとダメですが、露出計は少し目から離して覗くと、数値の明暗が判断できそうなのです。

もしかしたら、今までも見方が悪かっただけなのか。。。

単独の距離計と考えても決して大きいモノではないし、露出計としては不安な部分があったので、今回も距離計としての値段を付けているので、もしやこれは特価品かも(笑)。

2011年7月16日 (土)

世間は狭い!?

110m 
先日、ペンタックスオート110マロンをお買い上げいただいたSさんから、こんなメールをいただきました。

 

「こんにちわ

世間は狭いと申しましょうか。二代目のブログの読者が数多くいらっしゃるのは知りつつも、まさか、こんな連鎖があったとは。

地元行きつけのアンティークショップの店長さんから、 「Sさん、しっかりとアローカメラさんのブログに載ってましたね。」と言われ。

なんでも、店長の店でマロンモデルを買った常連さんが陽介さんのブログを観て、「アローカメラさんにもあったらしいです」と店長に話をしたので、今度は店長が「ふむふむ、どれどれ。なるほどね~!」、「あれっ?これ、Sさんじゃないかぁ!」となり。何も知らずに昨晩帰路ショップに立ち寄ったら、店長から指摘されたと言う笑い話でありました。

デシカメを家電量販店で購入している昨今では、まぁ、お目にかかる事なき佳話。

しかしながら小生の着たきり雀状態が露呈したことで認識あらたに着こなしも考えようかな?まぁ無理でしょうけれど。

一方では、IT化のおかげで情報収集や交換が容易となり。もちろんデジカメの恩恵も感じておりますがね。

そうそう冒頭で世間は狭いと言っては見ましたが、旧き良き金属機会カメラの世界に身を置く小生は世間一般からすれば、更に狭い世界に居るとは画像を見せびらかした小生に家族が浴びせた言葉です。

アローカメラさんのキャプションの通り、とても楽しい経験をいつも頂いている小生なのでした。

今日明日は輪番休業なので老親の居る湯河原向かいます。楽しい夏らしい写真撮れたら、また駄作を見せにアローカメラさんに出向きます。

暑さ厳しき毎日、名人、陽介さん。どうぞご自愛下さいませ。」

 

世間が狭かろうが、広かろうが、カメラが繋ぐ縁にはきっと良い連鎖があるはずです。

Sさんが書いてくださった「デジカメを家電量販店で購入している昨今では、まぁ、お目にかかる事なき佳話」の部分。常日頃から、カメラ屋さんでありたい~!と思っている私どもには、とても嬉しいお言葉でした。

2011年7月15日 (金)

なまえ

P776 
欧米ではカメラボディに直に名前などを刻んでしまう人が多いようです。それも、ドライバーとかキリとかを使って自分で手書きで~。なので、決して美しいものではありません。。。

日本にはそういう習慣はあまりなく、せめて、ダイモテープでネームを貼り付けるくらいでしょうか?それも、もうずいぶん昔の習慣かもしれません。*ダイモテープの参考ネタ→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2010/02/0209.html

また、案外多く見かけるのがカメラケースに住所や名前を書き込んでいるパターン。これも、30年以上前に見られた習慣で、最近、そういう人は見掛けませんね。

さて、上の画像はカメラケースのトップカバーの裏側に書かれていたもの。達筆で実に美しく書かれています。

ボディには書かずにケースに書くあたり、日本人の性格や、カメラが高級品だった当時の価値観の現れなんでしょうか!?

2011年7月14日 (木)

男の専門店。

P837 
我楽多屋が、カメラ専門誌以外で紹介されています。

「Lightning(ライトニング)」(エイ出版)という雑誌をご存知でしょうか?『30代を中心に、こだわりのある生活を謳歌する男性に向けたライフスタイル提案誌』と出版社の案内にあります。

その最新別冊号「男の専門店。」が6月27日に発売されています。クルマやバイク、時計、ウエア、文具、フィギュアなどなど。全国各地のこだわりスペシャルショップが紹介されている1冊です。

カメラのカテゴリーでは16軒が選ばれていて、我楽多屋は「大衆機・アクセサリー」という見出しで紹介されています。恥ずかしながら、私二代目がちょっとニヤけた面で小さく写ってます。

かなり変わったお店や、こんな趣味もあり?なんて情報も載っているので、機会があったら是非見てみてください。

P837a 

  • 別冊Lightning Vol.106 男の専門店。
  • 998円(税込)
  • エイ出版社

2011年7月13日 (水)

鉄の鎧のポラロイド

P834 
先日あった買取り依頼で、処分に困っているという…モノも、少し一緒に引き取って来たのですが、その中に、こんなモノ(多分、カメラ。いや間違いなくカメラ)もありました。

全体が金属で覆われているのだけど、良く見ると、見えているレンズ部やセンサー部から、ポラロイドカメラであることが推測出来ます。前に飛び出た下顎みたいな部分に、撮影後に出て来るフィルムが溜まるようになっているのでしょう。

正体を確かめたいな~と思ったものの、側面に鍵穴のようなものがあってガードされているので、鎧のように覆われた鉄のガードを開けることが出来ませんでした。

背面に接続用の接点みたいなものがあるので、ここから繋いで電気的にシャッターを切ったりしたのでしょう。監視カメラか何かに使われていたのでしょうか…?

2011年7月12日 (火)

コンタレックス高校生

P827 
先日、話題にしたコンタレックス・システムバッグに反応して、かつて「バルナック中学生」として、紹介したことのあるY君がご来店。

「バルナック」以降、いろんなカメラを入手され、肩書きもいろいろと変遷しており、羨ましい限り。また、今年から高校生になられました。

現れたY君の肩からは、コンタレックスⅠ型(通称:ブルズアイ)が提げられていました。

それをお借りして、あのシステムバッグに入れてみると~、画像のように、ボディとレンズが収納出来るようですが、まだまだ空きスペースがたくさん。

帰りがけにY君が、「このバッグがもうしばらく残っているようなら、その時はいただきます!」とのこと。バッグの空きスペースを埋めるべく頑張って欲しいものです。高校生活では、ツァイス・イコン系に触手を伸ばす予定だとか!?また新しい肩書きが出来ますね。

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

すみません、今月はちょっと更新が遅くなってしまいました。。。

田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

今回のタイトルは「小西六兵衛商店製印画紙裁断機」です。

では、こちらよりお楽しみください

2011年7月11日 (月)

これも古き良き!?

P832 
私くらいの年齢(1960年代生まれ)より上の人なら、パトローネから出たフィルムの先端部に「FUJI」という文字が丸い穴で描かれているのを見ると、懐かしいなぁ~と思うんじゃないでしょうか。

現存するフィルムのすべてをチェックしたわけではありませんが、ここ最近、このようにネーム等がパンチされたものを見た記憶がほとんどありません。

ここにネームを記さなくなったのは、やはり製造工程の簡略化でしょうか。。。それとも、当時は現像の段階で何らかの識別が必要だったのでしょうか。。。

理由はどうあれ、最近では見掛けないものだから、懐かしくて「古き良き~」みたいに感じられてしまうんでしょう。

昨日の長徳先生のブログで、100フィート缶からフィルム巻きをした話が載っています。画像に写っている古ーいパトローネ、これも古き良き~のデザインですね。多分、古いパトローネと黒と青のフィルムケースともに、うちの店で買って行かれたものと思われます!

2011年7月10日 (日)

ラッキー4×5

P830 P829

ラッキーの古い4×5の引伸ばし機「RF45」があります。

使うかどうかは別として、オブジェとしても十分に存在価値あり。ある人が「お地蔵さんを撫でるみたいに、ランプハウスを撫でると御利益がありそう~」なんて言ってました(笑)。

さて、本題。この引伸ばし機、我楽多屋に引き取りに来ていただける方に差し上げてしまおうかと思っています。差し上げるんですから、0円ってことです!

状態は大きく壊れている部分があるわけではありませんが、ジャンク品とお考えください。一台限りなので、当然早い者勝ち。

ちなみに、床板のサイズは60cm×75cm、支柱の高さ120cm、ヘッド部も下げれば高さ120cm以下になります。

ちょっと大きい図体のため、狭い店内で少々困っています(笑)。どうぞよろしくお願いします。

2011年7月 9日 (土)

押し売りライカ!?

P826 
実物の画像を確保するのをうっかり忘れてしまいましたが、先日、ライカフレックスSLを我楽多屋に置いていました。

アローカメラで買取らせていただいたものの、ファインダーにカビのようなシミがあったために、仲間の業者へ転売しづらかったのです。でも、チェックしたら外観はかなり上等にキレイなレベル、メーターも動いていました。で、我楽多屋で適当な価格を付けて並べてたのです。

そこへ常連Fさんがご来店。このライカフレックスが気になるようで、手にとっては「う~ん」と溜め息をつかれています。「前から欲しいと思っていたんだけど~」、「でもこれを買うとレンズを買わないといけなくなる~」、「いや、探す楽しみが出来るんだな~」と、一喜一憂のFさん。

私は何かを確認しようとこの本を開いて、「おぉ~これは~!」と思いました。実はFさんの生まれ年を知っていた私。ライカフレックスSLの登場年が、まさにFさんの生まれ年と同じ!これを見せたら、Fさんお買上げ決定だろうな…と、ニコニコしながらお見せしました。

するとFさんは、「ハイ、買えってことですね!」と。

押し売りするつもりで本を開いた訳じゃなかったのですが、結果的にはそんな風になってしまったのでした(笑)。