40年近く前のモデルだけど
フィルムAF一眼レフの中で地味に最近気にしているのが「キヤノンEOS650(630・620も)」です。登場からすでに40年近い、AF一眼レフ初期モデルながら感心している点があるのです。
同様に1985年から80年代後半にかけて登場した他社のAFフィルム一眼レフ初期モデルを見渡すと。
先陣を切って登場して「αショック」とまで言われた、ミノルタα7000は性能的な良し悪しは別にして(この後に挙げるすべての機種についても性能面は二の次です)、現存するほとんどの個体のグリップ部が加水分解で劣化して悲惨な状態になっています。ミノルタはこの後の機種もグリップ部が劣化しているもの多いですね。
ニコンではF-501やF-401あたり、グリップの劣化が気になる個体は皆無に近いけど、使用電池が単三電池のために装填されたまま長年放置されて液漏れを起こしていることが多くて、電池室のみならず本体内部まで侵食して不動になっていることが案外と多め。ニコンの場合、後期モデルの方がグリップの劣化が気になります。
ペンタックスはSFX。グリップ部には滑り止め加工のラバーが貼られていない(SFX Nには少し貼られている)ので劣化でべたついたり割れたりする可能性がないうえに、電池もリチウム電池なので液漏れの心配もないのですが、あんまり魅力を感じません(これ完全に好みですね、スミマセン)。ペンタックスは後期モデルのMZ系がコンパクトで良いのですが、シャッターや内蔵フラッシュが不良になっている個体がかなり多い。
その点、キヤノンEOS650系はグリップの劣化もほぼなく、リチウム電池で液漏れの心配もなく、現存する多くの個体で使用に問題ない確率が高いと思うのです。ボディデザインもシンプルで、操作系も分かりやすくて、いい感じ。キヤノンの場合も後期モデルの方がグリップの劣化が気になります。
ただ一つ不思議!?なのは、EOS650系はかつてシャッターのダンパーが劣化してシャッター幕に付着することで幕が上手く開かない個体をちょいちょい見掛けたのです。でも、最近出てくる個体にはその症状が少ないのです。ダメな個体は淘汰されてしまって、症状の出なかった個体や手入れされた個体が現存している結果なのかとは思いますが~。
一番上にある画像の個体、グリップもシャッター幕もミラーボックスのモルトも非常に状態ヨシ。
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