残念コニカC35
1968年に「じゃ〜に〜コニカ」の愛称で発売され、ストロボ内蔵された「ぴっかりコニカ」が出るまで(1975年)多少の変更を加えながら、たくさん売れたコニカC35ですから、30年程前の中古カメラブームの頃から長年中古品として継続して出て来る機種であります。
最近よくある症状は、露出計が生きていて光に反応してファインダー内の針が振れ、それに応じてシャッタースピードおよび絞り値も反応しているのに、シャッタースピードがスロー寄りになると、シャッターが閉じ切らないことがある症状。
ま、それ以前に電池を入れても露出計が全く反応しない個体もそれなりにありますが…。
さて、この個体。前述の症状がないので「良し!良し!」と思っていたら、レンズ鏡胴が斜めになっているのに気付きました(上の画像参照)。
もし、鏡胴の斜めよりも、ゾーンフォーカスのイラストの方が気になった方はこちらもご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/04/post-6b8e.html
レンズまで斜めになっていれば当然、撮影にも影響出るだろうから…ムムム…と思っているところに追い打ち発見!
画像(下の画像参照)では分かりづらいかもしれませんが、これ前玉が無いですよね…。
でも、この個体は一昨日のヤシカと違って、部品取りなど何らかの魅力を感じる人が確実にいらっしゃると思うので、値段を付けて店に並べます。
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