CASIOのフィルムカメラ
CASIOのデジタルカメラは知っています。デジカメ市場への参入は早くて、一般向けデジタルカメラの先駆けと言われる「QV-10」を1995年に発売したのはカシオでした。でも、その後は業績不振もあって2018年にはデジカメ事業から撤退しています。
でも、これは一眼レフのフィルムカメラ。お客さんから稀少なカメラを見せてもらいました。
機種名は「RF-3 AUTO/MANUAL」。レンズマウントはKマウント。
カシオが独自にフィルムカメラを開発していたとは考えにくいですし、そう思った時点でコシナあたりのOEMと考えるのが自然ですよね。
その通り、コシナCT-9と兄弟機のようです。電子シャッターの絞り優先機で、シャッター速度はいちおうマニュアル操作も可能です。
「3」ってことは、この前に2モデルあるのかもしれません。ネット検索したところ、このRF-3も含めて情報は非常に少ないですが、RF-1とRF-2の情報も見つけました。
RF-2はメカニカルシャッターでコシナCT-1 Superと兄弟機。RF-1については、スペイン語を喋ってる外国人がYouTubeで紹介している動画だけ見つかったのですが、シャッター速度が1/2000まであるしRF-2との差異がイマイチ分かりませんでした。
日本国内で販売されたであろう形跡がないので、これらのカメラはどこの国で売られていたものなのでしょう。
そして、最大?のツッコミどころは一眼レフなのに機種名がRFって、レンジファインダーみたいやんけ!って点(>_<)
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