後押しを感謝される
一昨日のこと、このカメラ「ニコンD610」をご持参されたお客さんから「後押しをしてもらったおかげで良いカメラを買えました。ありがとうございます」と言ってもらえました。
他のお店で購入された中古カメラで感謝されるなんて、ちょっと不思議な感覚と言えなくもないけど、嬉しいものです。
実は2ヶ月近く前にFacebookページにはアップした下の画像。これがこのお客さんが前回ご来店時にご持参されていたカメラ。
その時に「2005年発売のニコンD50、新品で買ってワンオーナーものだそうです。かなり使い込まれた感あって、代替え機も物色中だそうです。装着されている初期のAFニッコールを多数お持ちだそうで、一眼レフかミラーレスか、フルサイズかAPS-Cか等々…迷っているそう」と、ここまでは書きました。
付け加えると、その日 我楽多屋へ来られる前に寄った新宿の他店でニコンD610が2台並んでいて、気になったものの手に取って見ることはなかったのだそうです。手に取らなかった理由は、初見で迷い始めたばかりなのにウインドウから出してもらってまで…というお店への気遣いがあったみたいです。
それに対して私は、興味本位で見るだけじゃないのだし、購入を前提に〜なら見せてもらうって判断するのがいいんじゃないんですか?みたいなことを言ったのです。
だって、聞かせていただいた話の内容から迷ってる内容にしっかりと筋が通っていると思いましたから。そろそろ寿命を感じているのはDXフォーマットの一眼レフなわけで、買い換えるのであれば、多数お持ちになっているフィルム時代の初期AFニッコールレンズをより活かせるのは、FXフォーマットの一眼レフの方なわけで。でも、今後のことを考えてミラーレスに乗り換えるのもありだけど、それでは結局のところ所有レンズが中途半端…になり、ミラーレス用を買い揃える必要も出て来る~などなど。
結局そのお客さんはうちの店の後に再びそのお店へ行かれて、気になったD610を見せてもらって即決心が着いて買われたのだそうです。
2台あったD610は同じ値段だったそうです。見た目がちょっと劣る方はチェック済みの動作品。見た目が新品同様の方(お客さんが買われた個体)は詳細までは未チェック品。お店の人にも後者を勧められたそう。後から確認したら1500ショットくらいしか撮っていない良品だったそうで、ご満悦。
というわけで、後押しをした!?私に感謝の言葉をくださったのです。
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