親心みたいものなんでしょうね(^^)
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
「これはもう置いて行きますので、ちょっと中途半端なものもありますし」と言ってお持ち込みいただいたジャンク品やアクセサリーの中に、「これだけは~」と言われたキヤノンAE-1がありました。
「これ、どう判断されます?」と聞かれたので、直ぐに簡単に動作チェックをしたところ~シャッターもメーターも特に問題なさそうだし、見た目の程度も悪くないので「現状まずまずなんじゃないでしょうか!?」と答えました。そうは言っても、古い電子シャッター式カメラの現状を過信してはいけないんですけども…。
すると、「でも、これはそのままで売っちゃいけない品物ですので~」とのこと。
底カバーを外すとすぐに確認出来るところにある、コイル状の部品が入手された時から欠品していたそうです(そこは発生させた磁気によってシャッターを切った時に密着したり離合したりする部分なんだそうです)。その部分をご自身で修復させたものの、あくまで今は動いています~という状態であることを知らせてくださいました。
最近、こんな風にしてカメラの状態を伝えてくださる方が時々いらっしゃって、嬉しく思っています。カメラ愛を感じますし、次にそのカメラを手にする人のことも考えていらっしゃるわけですから。自分の手元を離れるカメラに対する親心みたいなものなんでしょうね。
でも、数多くお持ち込みいただく品物について、一点一点をコメントしていただくのも大変なことですし、本来は店側の責任で判断することですからね。こちらから是非とも状態について自己申告してください~なんて言えることでもありません。
不要になったカメラやレンズなどを物々交換や買取りでお持ち込みいただく際は、その点は特別に気にされなくて大丈夫ですからね。ただ、手放す品物について気になる点があれば、なんとなく大雑把でもいいですからお知らせくださると助かります。
今回そのお客さんはジャンクカメラを1台お買上げされようとするので、「本当に申し訳ないですけど、それと交換ということでよろしいでしょうか?」とご提案すると、「本当に不要なものを持って来たのに申し訳ないです…。誰か何処かに使う人が居てくれたら~くらいの気持ちで持って来たものなので」と言われました。
再度お願いすると、「後で損したとか言わないでくださいよ(笑)」と。いちおうプロ!?いや…店を構えて営業している以上、そんなことがあったとしても絶対に言いませんよ。みっともない(>_<)
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