我楽多屋の仕事 2
★年内は本日29日(金)まで、年始は4日(木)から営業します。
*1月4日の営業時間は10時~16時です。
お隣り買取りのアローカメラから回って来た2台のカメラ。見た目は決して良くなくて、買取職人がどういう条件で買取ったのか…など知りません。
検品を始めたところ、細かい状態まで見る必要なく、どちらも不動品確定。
下の画像で分かると思いますが、オリンパスペン(左)の方はシャッターも絞りも少し開いたまま閉じません。コニカC35(右)の方は電池室の中に入ったままだった電池が液漏れを起こした後があり、接点を磨いて新しい電池を入れてみたものの不動(原因は液漏れじゃないかもしれませんが)、電池無くても一定速で開くシャッターは猛烈に粘ってました。
幸いいじり壊されたものではなさそうですが。
こういう不動品でも我楽多屋では以下のような処置をします。
外装は特に道具や薬剤などを使わずに落とせる範囲で掃除。フィルム室内の劣化したモルトはざっくりと落としてしまいます。そうしないと、店に並べている間にボソボソと落ちてそこら中が汚れてしまうから。
これが不動品に対して行なう我楽多屋の仕事です。
★「我楽多屋の仕事」その1はこちらから→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2023/11/post-7044.html