縦吊りは使い良いのか?
ライカM5が登場した時、上の画像のシルバーボディのように~ストラップ通し穴がボディ片側(カメラを構えた際の左手側)の側面にしかなくて縦吊りの状態にしか出来ませんでした。当時これの評判が良くなかったそうで、ある時から上の画像のブラックボディのように反対側にも通し穴が追加されて横吊りも出来るようになりました。
そうはいっても、縦吊りが使い良いという人もいるわけで、そういう意味ではライカM5やCLは貴重な存在なわけです。国産ではペンタックスLXやペンタックス67などが縦吊りにも対応しています。
先日、少し前に我楽多屋でリコーXR-Xをお買上げくださったお客さんが「この前いただいたカメラ、ストラップが縦吊りで使いずらいんですよね…」と言われました。
理由を伺うと~XR-Xは前述のM5やCL、LX、67とは逆で、ボディのグリップ側にしかストラップ通し穴がありません(分かりやすい画像がなくてすみません…)。そして、このお客さんは通常カメラを右肩に提げるそうです。
イメージしてください。縦吊りカメラのストラップ通し穴がある位置とどちらの肩にカメラを提げるのかのパターンを。
M5のようにグリップとは逆側に通し穴がある縦吊りカメラを左肩に提げるパターンと右肩に提げるパターン。XR-Xのようにグリップ側に通し穴がある縦吊りカメラを左肩に提げるパターンと右肩に提げるパターン。
この4パターン、個人差もあるでしょうが…それぞれ使いやすさに差が出ると思います。そもそも、どちらの肩にカメラを提げるのかもかなり個人差があると思います。私はカバンも含めてほとんど右肩。斜め掛けにする時もカメラが右側に来ないと落ち着きません。
最後になりましたが、縦吊りと横吊りの両方できるカメラ「フジフイルム HD-M」を分かりやすく撮った画像がありましたので、どうぞ。
- アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
- 更新は少ないですが…ツイッター(https://twitter.com/arrowgarakuta)とインスタグラム(https://www.instagram.com/arrow.camera_garakutaya/)もあります。