刺繍とエンボス
「プロストラップ」というと、真っ先にニコンを思い出す人が多いと思います。ずいぶん前のことですが、平気で2~3万円で売り買いされていた時期もありましたからね。
でも、プロストラップはメーカーがプロ登録されているカメラマン向けに無償配布していたものですから、市場で売り買いされていること自体が内緒にしないといけないような話なんですけど…。
聞いた話では当初はプロが「欲しい!」と言えば簡単に配布されていた時期もあったようですが、内緒にしないといけないような話が出て来てからは、ストラップにナンバリングがされたり、傷んだストラップを持参しないと交換してくれないようなシステムになったそうです。
さて、今日の画像はキヤノンのプロストラップです。
今現在(といっても10~20年前から)は「PROFESSIONAL」と記されたストラップが市販されていますが、これらは前述のプロに配布された本物のプロストラップです。
でも、よく見ると「Canon」や「PROFESSIONAL VERSION」の文字に違いがあるのが分かるでしょうか。文字が刺繍の初期モノ(手前の1本)と、刺繍っぽいエンボス文字を貼り付けてる後期モノ(後ろの2本)の2種あります。
当然、後期モノは酷使すると剥がれて来ます…。
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