我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年5月 1日 (日)

コンテッサ・ネッテル

★ゴールデンウィークの休業日について、
2022年5月3日(火)・4日(水)・5日(木)の3日間を休業させていただきます。

 

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画像のカメラ「コンテッサ・ネッテルのレクト」によって、複雑なカメラメーカーの歴史を再度確認することになりました。

今となっては~というか世代的に「ツァイス・イコン」というと「コシナ」しか連想しない人もボチボチいらっしゃるのでしょうか!?

その新生ツァイス・イコンの話ではなくて、1971年にカメラ生産から撤退した古いツァイス・イコンの話です。

このカメラメーカーの歴史を解説するのは非常に複雑なので今まで避けてきましたし、今日も一部分しか話題にしません…。

1926年に誕生したツァイス・イコンは、もともと4つのカメラメーカーが合併したもの。その4つのメーカーとは「イカ」「コンテッサ・ネッテル」「ゲルツ」「エネルマン」で、それらがカール・ツァイス財団の主導で一つのカメラメーカーになったのです。

合併後のツァイス・イコンのカメラに「コンテッサ」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/10/post-4a5d.html)や「スーパーネッテル」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/12/2-917c.html)という名のカメラがあるので、最初は何も考えずに、このカメラもツァイス・イコンのカメラと思ってしまいました。

が、この「レクト」は、合併前の「コンテッサ・ネッテル」で作られたカメラだったのです。1925年頃の製造のようです。

まぁ、そもそもコンテッサ・ネッテルも1919年にネッテル・カメラ工業とコンテッサ工業が合併してできたそうです。

あ~ややこしい(>_<)