我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年10月31日 (日)

我楽多屋も捨てたもんじゃない Part2

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もう1年近く前になるかもしれません。若い女の子が「家にあったキヤノンの一眼レフが使えるかどうか見て欲しい~」と来店されました。

機種はキヤノンAL-1。電池蓋が壊れかかっているのだけど、電池を入れて確認すると大丈夫そうなので、テープで止めておけば大丈夫なこと。レンズもちょっとカビやクモリがありましたが大きな影響は無さそうなので、「このまま使えると思いますよ!」とお伝えしました。

ちゃんと使えるものを買ってもいいような心づもりをされていらっしゃったようですが、「まずは、このキヤノンAL-1を使ってみてから判断したらいいじゃないのでしょうか~」とご案内。

その後も数回ご来店されて、コンパクトカメラとニコンF-801のレンズ付きを買ってくださいました。

先週、「お久しぶりです」とご来店されて、首に提げたキヤノンAL-1を指さしながら「望遠レンズが欲しいんですけど」とのこと。

もともとAL-1には28-55mmが付いているので、80-200mmあたりのズームがいいんじゃないかな?と話をしていると、単焦点に興味があるとのこと。幾つかの候補の中から、200mm/F4を買ってくださいました。

実はこのキヤノンの望遠を探している時に「実は~こっちの方も」と言って、バッグから取り出されたカメラは以前買っていただいたニコンF-801。うわっ!フィルム一眼レフ、2台持ちかっ!(^^)

キヤノンと焦点距離が被らないように、ニコンは135mm/F2.8を選択。

「AFじゃないのでピント合わせをしてもらわないと~」と言うと、F-801とセットだったAF24-50でもほとんどマニュアルフォーカスで撮ってるそうなので問題ナシ。さらに、「プログラムAEが使えないので絞りは自分で決めないといけないけど~」と言うと、「あ、知ってます。絞り優先ってやつですよね」と、独学で勉強しているみたいで頼もしい限り。設定の仕方は案内させてもらいました。

1年程の間に、すっかりカメラ女子になった模様なうえに、「安くていいのが見つかるので、時々来たくなっちゃうんですよね」と、我楽多屋ファンにもなってしまっている模様。

 

こんな昭和の雰囲気まんまの中古カメラ屋なのに、前回の若いカメラ女子2人と同じように気に入ってもらえているのは、彼女たちのカメラ(に限らず趣味全般だと思う)に対する楽しみ方の姿勢にあるんじゃないかと私は思います。

その姿勢、今回も書いてしまいます→「人に勧められるだけでなくて、好奇心を持っていろいろ試してみようという姿勢があること。結果ばかりを先に気にしないこと、言い方を変えれば~先に自分で許容できる大らかな範囲を持っていて、その範囲であれば自由に楽しもうとする気持ちがあること。こんな姿勢で趣味と付き合えば最高に楽しめるんじゃないのかぁ~って

 

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