フィルムインジケーター
露出計が内蔵される前の時期のフィルムカメラには「フィルムインジケーター」などという名称で、装填したフィルムが何か忘れないようにする指標が付いていたりします。
それは「フィルム感度」だったり「カラーか白黒か」だったり、フィルムの種類を示すものです。あくまでもメモ的なものであって、カメラの機能や動作に影響を及ぼすものではありません。
上の画像は6台のカメラにあったフィルムインジケーターです。左側上から下へ「ミノルタSR-1/ペンタックスSP/ペンタックスS2・S3」、右側上から下へ「フジペット35/ニコンF/ミノルタAL」。
でも、露出計がカメラに内蔵されるようになるとフィルム感度をカメラに伝える必要性が出て来るので、メモ的なインジケーターではなくて感度設定ダイアルなどが装備されます。
また、背蓋に小さなフィルム窓が付くようになると装填しているフィルムパトローネが見えるので、何の連動機能のないメモ的なインジケーターの必要性は全くと言っていいほどに無くなります。
ところで、今日これを話題にしたキッカケは、そのフィルムインジケーターが革ケースに付いているカメラがあったからです。コニカⅢAの底ケースの背面に付いていました。カメラをケースに入れて使う人が多かった時代ゆえの細工と思います。
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