我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年3月19日 (金)

ローライB35

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ローライ35の軽量・廉価な普及モデル「B35」は、オリジナルのローライ35や35T・35Sなどのシャッタースピードダイアルがボディ前面の左手側にあるのと違って、レンズの根元部分にあります。

小さなボディの小さなレンズ鏡胴の根元にある細い枠の部分がダイアルになっているので、案外と回し難かったりするのです。その理由にはダイアル自体が固着気味な個体が多いこともあります。

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先日、我楽多屋に持ち込まれた画像のローライB35。私が上の画像のような持ち方をして、そのシャッタースピードダイアルを回し難そうにしていたら、持ち込まれたお客さんが「両手で回すとやりやすいですよ」とアドバイスしてくださいました(下の画像のような持ち方)。

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確かに片手でやるより断然に楽でした。

そもそも、オリジナルのローライ35などではボディを両手で構えた状態からボディをズラして上面に向け、右手で絞り左手でシャッタースピードを調整できるようなスタイルが可能なんですからね。

それによく見れば、シャッタースピードダイアル自体、側面には滑り止めのローレットがなくて角にローレットが刻まれているので、横から掴むような回し方をするよりも前方からボディ側へ押さえるような向きで回すのに向いているのです。

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今まで何台もこのカメラを触ってきましたが、実用していないので全然気にしたことがありませんでした。

まぁ、負け惜しみを言えば、B35の場合はシャッタースピードも絞りもフォーカスもレンズ鏡胴部に集中しているから、沈胴レンズを繰り出した時の握りのままでそれらの調整もしたくなるじゃないですかぁ~って言い訳…。

 

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