赤い×印は何のサイン?
リコーのフィルムコンパクトカメラ「TF-500D」に専用テレコンバージョンレンズ「TC-105」を装着した状態です。
上の画像は正しい状態なのですが、下の画像はちょっと不完全な状態です。違いが分かりますでしょうか???
不完全な状態の方では、装着したTC-105の上面に小さく四角い板状のものが立っていますよね。この状態でファインダーを覗くと、立っている四角い板状のものが視界の中に入ってきます。そこには赤い×印が記されていて、「これではダメです!」って警告をしてくれているのです。
TF-500Dというカメラはもともと、35mmと70mmの2焦点カメラ。このテレコン「TC-105」を使う時は、70mmの望遠側にしないといけないのです。×印は「望遠側になっていませんよ!」ということを知らせてくれているわけです。
そして、その仕組みがなんとも簡単で笑ってしまうくらいなんです。
「TC-105」をカメラに装着してレンズを望遠側に切り替えると、レンズ部分がガチャンと前方に繰り出します。その繰り出した部分が四角い板の下方に触れて押すことで、板が倒れるようになっているのです。ちなみに、×印の板が立っていてもシャッターは押せてしまいます。
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