ローライ純正34∅
★7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。11月10日(火)・11日(水)は我楽多屋のみ連休です。よろしくお願い申し上げます。
被写体側の縁の一辺が大きく凹歪んだRolleiマーク付きのフード。
この大きなへこみが原因でケラレるかどうかは別として、その貫禄加減に目が行きました。
また、見た目の推測でサイズはBayⅡであろうと思いました。そして、取り付け側の銀色部分に「34∅」と記されていることを確認。
が、程なく…。ローライ純正フードのBayⅠ以外で、取り付け側の縁がこのようにスッキリとしたタイプがあったのか??と疑いが出て来ました。それに、BayⅠに「30∅」とか、BayⅢに「40∅」と記されているのを見たことないし…。もしや、これは社外品との組み合わせか!?とか。
参考にBayⅡやBayⅢのフードの取り付け側って、こんな形をしています。
ところが、いろいろと調べた結果。テッサー80/2.8付のローライフレックス(オートマットⅣ)2.8A用のフードがこのタイプであることが判明しました。「34∅」と記されていることも確かなようです。1949年~1956年頃に製造されたローライ純正のBayⅡフードはこのタイプだそうです。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。