純正フードは高いので…
オールドライカやオールドニコンの純正レンズフードって、中古市場でそれなりにイイ値段が付いて売っているものです。レンズを入手して、レンズフードも純正で!と思っても、物が無かったり、有っても高かったり。
でも、撮影アクセサリーとしての性能を求めるだけなら、代用品でも良いわけで。。。そこで、お客さんのHさんからのネタご提供です。
まずは、ライカの方。エルマー50/2.8には、キヤノン(レンジファインダー用レンズ)標準および望遠兼用フードを。これはフィルター径40mm用のカブセタイプ。厳密にはフィルター径が1mm違いますけど、カブセなので許容範囲です。
エルマー90/4には、同じくキヤノン(レンジファインダー用レンズ)100/3.5用フードを。これはフィルター径34mm用のカブセタイプ。通常、このエルマーの初期型向けフィルターはA36というカブセ式ですが、実際この個体には34mm径のフィルターが入ってます。なので、34mm径用かぶせフードが普通に使えます。
そして、ニコンの方。ニッコール135/3.5には、43mm-46mmのステップアップリングを挟んでから、コンタックスGシリーズ90/4用のフードを付けています。*上の画像でニコンS2の後方に写っている標準レンズに付いている穴開きフードは、当時のサードパーティー製フードでして、これを探すのはかなり苦労すると思います…。
今回、ご紹介したフード。キヤノンフードの方は中古市場での出現率は必ずしも高くないですが、ライカ純正に比べると良心的な価格で入手が可能と思います。コンタックスG用フードは出現率高く・価格的には低くて、入手がしやすいと思います。
コンタックスGシリーズ45/2.8用のフードなどは、コニカC35なんかにそのまま代用している人とかいらっしゃいますね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。