マミヤ・スケッチ
今日のネタもまた、昨日のお客さんカメラです。
「マミヤ・スケッチ」です。
その存在を知らない人も多いかもしれません。1954年に発売されて僅か1年程しか製造販売されていなかったようです。
このカメラ、35ミリフィルムを使うスクエアフォーマットのカメラなのですが、発売後間もなくハーフ判で登場したオリンパス・ペンに完全敗北した感じなんだそうです。
ということで、もともとの生産数も少ないのでしょうし、入門機という性格上、代替わり時に処分などされてしまったものも多いのでしょう。現存数は非常に少ないと思われます。
そういう背景もあってか、持ち主のお客さんはかなり状態の悪い個体を入手されたにもかかわらず、ご自身でメンテナンスして使える状態に戻したそうです。
そうそう、もうずいぶんと前になりますが広末涼子さんがマミヤスケッチを愛用している~なんて噂がありましたよね。
私もこの大きさのカメラには非常に魅力を感じます。トイカメラですが「Diana mini」にバランスが似ていると思っています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2017/10/post-cd02.html
当時の広告はこんな感じだったようです。「フィルムを5割増しに使えるスケッチ判」と謳っています。
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