135mm!!
今から50年程前、一眼レフカメラが普及し始めているころ、標準50mmレンズの次に手にするレンズといえば、28mm広角か?135mm望遠か?という時代がありました。
そして、28mm/50mm/135mmのレンズを3本セットで所有することがステータスともいえたのです。
しかし、いつの頃からか...135mmレンズは見向きもされないような時代がやってきました。より高倍率の望遠レンズや高性能な望遠ズームの登場などの理由からでしょう。
10~15年くらい前だったか、中古カメラ屋には各メーカーの135mmレンズがキノコかタケノコのように群生して、不良在庫の代表選手のようになっていた時期がありました。
デジタルカメラのマイクロフォーサーズ機が登場してオールドレンズのブームが来ても、残念ながら135mmレンズはイマイチでした。それでも皆さん、オールドレンズ遊びに奔走する間に少しずつはボチボチと135mmレンズにも手を出されたのでしょう。最近では以前のようなキノコやタケノコの群生…に悩むほどでは無くなっていたような気もします。
それなのに!?今!!我楽多屋にはM42マウントのアサヒペンタックス135mmレンズが一挙に並んでいます。
期せずして、「135×135mm展」なる写真展が開催されている真っ只中です。
うちのお客さんも数名出展されています。この写真展の趣旨も『現在では「長い」「重い」「望遠レンズとしては短く中途半端」と確固たる得意な用途を与えられることもなく影の薄い存在となってしまっている気がする35mm判(135Film)の焦点距離135mmのレンズたち』を再認識しようというものらしいです。
- 135×135㎜展
- 2019年1月10日~2月3日
- Gallery Cafe & Dark Room PAPERPOOL
- 東京都目黒区祐天寺2丁目16番10号 たちばなビル2階
- 開催日・開催時間はこちらより確認してください→http://paperpool.wixsite.com/paperpool
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