PHOTAX
面白い形をしたカメラです。
フランス製の「FHOTAX V」型と言います。1956年頃のカメラですが、ほとんど資料が無いので詳細は分かりません。
後ろ姿はこんな感じ。
見て分かる範囲で説明をしますと、フィルムは620を使用。フィルム室に入れるマスクを利用して、6×6と6×9のフォーマットに対応しているようです。シャッター速度(Bは別として)も絞りも調整は2段階のみ。レンズ部をクルクルと1回転させて、出し入れする沈胴式です。
そして、何より一番のポイントはそのデザイン。
ほぼ角が無いような丸っこいボディに、構えた際に両指の先が当たって滑り止めの役目を果たすと思われる段々のライン。レンズからファインダー窓に向かって流れるような曲線のラインなどなど。かなり独創的です。
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