我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年6月

2018年6月30日 (土)

WINDER M4-2

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「LEICA WINDER M4-2」って記されているのだから、ライカM4-2専用でしょう。

ちょっと調べたところ、M型ライカのワインダーについての情報ってあんまりないですね。

もしやM6にも付くんじゃないか!?なんて誘惑もよぎるのですが、付いたところでボディに負担かけて壊れるのもイヤだし、それ以前に手元のM6には撮影途中のフィルムが装填されているので、わざわざそれを出してまで危険を冒したくない...。

得られた情報では、「WINDER M4-2」でもM4-2ボディの前期と後期タイプで動作状況が変わるという情報もあります。

M型ライカ用のワインダーには見た目がよく似た「M4-2」「M4-P」「M」の3種あって、それぞれの違いについての詳しく記述されたものが無いのも事実です。(*最後発のライカモーターMはグリップタイプなので、見た目が明らかに違います。)

ここら辺の互換性など、確かな知識をお持ちの方のアドバイスをいただけたら幸いです。

 

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2018年6月29日 (金)

普通に動くじゃん

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ニコンF3の動作チェック時の勘違い。

仲間の業者から持ち込まれたニコンF3です。かなり~酷使された雰囲気を醸し出しています。

預かった時に聞かされた内容が、「ボディ単体だとシャッターが切れないけど、MD-4(モータドライブ)を付けると動作する。今はボディ側には電池を入っていないけど、入れても動かなかった...」でした。

試しにボディ側に電池を入れてみたものの、前述の件をほとんど鵜呑みにしていたので、「やっぱシャッター切れないのね...」、シャッターボタン付近に何かトラブルでも抱えているのだろうと、私もすぐに判断しました。

で、ボディ単体じゃ完全にジャンクだし、今どきモードラだけでは値を付けにくいし、ならばセットにしてその状態で使えればいい~という人お目当ての値付けで、一旦は我楽多屋に並べていました。

が、、、後日なんとなく気になって、改めて動作チェックをゼロ地点から始めてみました。

そしたら、なんてことない。ボディにあるレリーズロックレバーがロック側に働いているだけのことでした。そのレバーを解除して赤丸(下の画像参照)が見えるようにしたら、普通に動き出しました。

さて、するとお値段は如何しましょうか?セットにするか、バラすかの問題もあります。

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2018年6月28日 (木)

キミは「リコー500ME」を知ってるか?

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いえ、私は数日前まで知りませでした...。

言い訳すれば、フィルムカメラ全盛時代に各社からいろんな機種が発売されたコンパクトカメラの全機種を全部記憶出来るのか?する必要があるのか?って開き直りたい気分になりますが、この機種には実にユニークなアクセサリーが存在していたのです。

先週のこと、常連Tさんとお話をしていたら、38年前に海外へ行った友人に買って来てもらってからズーッとしまい込んでいたカメラを引っ張り出して来て使ってみた~というのです。

そのカメラが「リコー500ME」。

その時、Tさんは実機をご持参されていなかったのですが、カメラの画像をチラッと見せてもらって、「これは知らないので見せて欲しい!」とお願いしていたため、今週早々改めて実機を見せていただく機会を得ました。

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何が気になったって、外付けワインダーがあるのです。そして、そのワインダーがモーター式ではなくて、手巻きのゼンマイ式なのです!!画像で分かると思いますが、ワインダーにあるクランクレバーをクルクル回してゼンマイを巻きます。

この「リコー500ME」、何であまり知られていないのかというと輸出専用機だったからです。生産も台湾リコーで行なわれていたそうです。

 

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2018年6月27日 (水)

バスの車窓から

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、バスの窓から。

日頃から、都内の移動で都バスなど路線バスに乗ることが好きです。地下鉄は窓の外が真っ暗だけど、バスの場合は街並みや人など眺めに楽しみが尽きません。

今日の画像は、天気が悪いうえに駅前ターミナルで屋根があるような場所だし、光量不足な上に走ってるバスからなのでかなりブレてますが、ちょっと印象的な雰囲気で撮れました。

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2018年6月26日 (火)

ニッカの貼り革は

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去年、「欧州へ留学するのでしばらく来られなくなる~」と言われていたお客さんのSさんが、昨日月曜日久しぶりにご来店されました。10ヶ月ぶりとのこと。

あちこち各国のカメラ屋さん行ったけど、「やっぱりこの店が一番自分に合っている」と嬉しいお言葉。

半年の留学期間が終わってから、3ヶ月かけて陸路ウラジオストックまでシベリア鉄道を利用、最後は船に乗船して鳥取で日本に上陸したそうです。

楽しい土産話を聞かせていただきながら、「あっ!これまだ残ってた、良かった!」と手にされたのは、23日土曜の午後Facebookページに「今まさに壊れてしまった…」とアップしたニッカでした。

あの時にアップした画像がこれ。

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あとから、軍幹部の刻印を写さなかったから、ライカだと思って店に走ってくるお客さんが居たらどうしよう?なんて、ちょっとだけ後悔したりしてました。

でも、Sさん。これがニッカだと見抜いていたそうです。聞くと「貼り革がニッカだから~」とのこと。シボの目の細かさが独特だそうです。

シャッター幕の弛みは自分でいじってみるとのこと。

 

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2018年6月25日 (月)

期限切れ後40年は...

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半月ほど前にFacebookページ上で、「40年ほど前に期限が切れたフィルムを差し上げます!」ってアップしたら、一番に名乗りをあげてくださったのが写真家Kさんでした。

その後、私の方からKさんに約束通り5本差し上げたところ、既に他の写真家Tさんと密約を交わされていたようで、そのうち3本はTさんの手元へ行くことになりました。

で、一昨日のがらくた市で開催の恒例の田中長徳先生トークショーの中で、そのフィルムの撮影・現像結果が報告されました。

Tさんの報告では~これで太陽を見られるくらいにフィルムベースが真っ黒にカブっていて、そのうえに像が乗っているような感じなので、まずプリントは不可能に近いだろうとのこと。

でも、スキャンすることは可能だったというので、見せていただいたのが今日の画像です。

Tさんの結論は~期限切れ後40年も経過したフィルムはモノクロでもさすがに難がある。ただ、スキャンすることは可能でそれなりの状態で見ることが出来るようになる、ってことでデジタルの技術は素晴らしい。

また、今回の検証にあたって、そのフィルムの保存環境などは不明なのと光線カブリについては検証の限りではありません。

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2018年6月24日 (日)

使える「プラ系フィルムコンパクト」

ちょうど1ヶ月ほど前に『入門機に「使える一眼レフ」』という話題をしました。実際にそういう向きの一眼レフを9台まとまめて並べた時のことです。

ブログには書きませんでしたが、Facebokページの方には、これ系を狙う層のお客さんが現在の我楽多屋には少ないので「早い者勝ち!なんて言うほど競争率は高くないでしょうが…(・_・;」って漏らしていました。

そしたら~まさにその通り。今のところ、まだ1台しか売れていません。

で今度は、プラスティックボディのフィルムコンパクトの「使える」のをまとめて並べようとしています。これは案外とイケるかもしれません。お値段は動作チェック済みで1~2千円台。

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我楽多屋に限らず他の中古屋さんでも同様のようですが、最近はこれ系のカメラが売れているんですよね。フィルム初心者の若い人を中心に。

少し前までは、プラスティックボディのコンパクトカメラは単焦点レンズ搭載でちょっと高級めな機種であればいくらか市場性があったのですが、ズームだったり、廉価版は全く見向きもされない状況でした。

初心者向けの使える一眼レフが売れないなら、このコンパクトカメラも無理そうな気がするのですが、何故か...これを狙う層はボチボチと我楽多屋にもご来店いただいており、1~2台並べてもわりとササッと売れてしまうのです、この半年くらい。

あと、「ミューⅡ」もありますよ。これは1桁値段が違っちゃいますが~。

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2018年6月23日 (土)

FABRIQUE EN FRANCE

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デジタルカメラ時代になって、ほとんど使われなくなったものの一つ「スライドビュアー」。

中には、マウント加工した35mmスライドフィルム専用のこんなタイプのものもありました。

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マウント加工したスライドをホルダー部に積み重ねておいて、カチャカチャと可動部を手で動かすと1枚ずつ順番にビュアー部に移動して、バックライトに照らされたうえに手前のレンズで少し拡大して見えるという仕組み。見終ったスライドは本体下部に順番に落ちていきます。

いくつかのブランドがあったような気がしますが、コニカ・ブランドものの記憶が強いかな。

今回のこれの底面には「FABRIQUE EN FRANCE」と記されていました。

へぇ~!おフランス製でもこんなビュアーがあったんだ!と、思わずちょっと見る目が変わってしまいました。心なしか…角の取れたデザインがお洒落な気がしなくもない。正面には「POSSO Automatic」と記されています。

電池ボックスを開けてみたら、単2電池2本で豆電球を点けて~というのは、コニカあたりのと同じですね。。。

 

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今日はがらくた市

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本日23日(土)は、我楽多屋の「がらくた市」です。

梅雨だから仕方ないですが、空模様は午後の方が降水確率が高いようで。。。

今月も田中長徳先生トークショーを行なう通常バージョンでの開催です。

念のためタイムスケジュールを以下に記しておきます。

  • 午前10時  : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時    : 閉店

トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2018年6月22日 (金)

トプコンのプライスカード

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買取名人が「これ要るか?」と言って持って来ました。少し前の買取りの時に一緒に持ち込まれたものらしいです。

ということは、トプコンのカメラやレンズの買取り依頼だったのだしょうが詳細までは不明です。

でも、トプコンのカメラを当時新品で買ったとしても、このようなお店のウインドウに並べるようなプライスカードは貰えるものではないですね(^-^)

私 二代目なんかもそうですが、カメラマニアの皆さんも普通に売られていたカメラやレンズなんかよりも、こんな非売品の方に不思議な魅力を感じる人も多いのではないでしょうか?

価格はたくさん記されていますが、もともと非売品のプライスカード。我楽多屋ではいくらくらいの値付けにしましょうかね!?笑

 

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