社外品のM-Lリングが
マウント交換アダプターといえば、今やミラーレス機を中心にしたオールドレンズ遊びの必需品。
需要が増せば、作りても増えて競争も増すので、手頃な品物が増えてくるわけで、使う側にとって良い傾向なんですが、、、そういう中で、国産品ではまず問題にならなかった粗悪品も稀に登場してしまいます。それはフィルム時代にもあった話ですが…。
何が怖いって、マウントアダプターが外れなくなるパターン。レンズから外れないとか、ボディから外れないとか...。
今回、我楽多屋で売った品物でその粗悪品が出てしまいました。ライカ・スクリューマウントレンズをライカ・Mバヨネットボディに付けるための、いわゆる「M-Lリング」で。それも仲間の業者が中国現地で直に仕入れてきた新品。
かなり~幸いだったのは、M-Lリングを装着したレンズをボディに装着した時にレンズが外れない~というどうにも困った症状ではなくて、ロックが掛からない~という症状だったこと。それでも、気付かずに装着して撮影していたら、誤ってレンズが外れて落としてしまう危険性があります。
お買い上げ後にお客さんが早々に気付かれて連絡をくださったので、同等品との交換でご了承いただきました。
フィルム時代からよく言われていた、「国産品でない格安なマウントアダプターを使うのは自己責任で」というフレーズを思い出しました。
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