SEARSの大ケース
今まで何度か立派な革ケースに驚いたことがありました。
例えば、ニコンのレンジファインダー機Sシリーズに50mm/F1.1の大口径レンズを付けて収納できる、これ。前カバーの大きさと本体部分の頑丈さが驚きのレベル。
また、これはニコンF用にも同等のがあった、二コマート用のハードタイプ革ケース。全体的にその造りの良さがにじみ出ている感じで驚きのレベル。
何故か、またまたニコンなんですが、これはFM系にモードラを付けたまま収納可能なケース。あぁ、これは厳密には本革ではなさそう。その形状が驚きのレベル。
ニコン以外ではこんなのもありました。入門機レベルのフジペット35に用意された、ライカM3用純正品並みに立派な革ケース。
機能的にも優れたコリブリの革ケースなどなど。
いよいよ今回の革ケース。
中に収納すべきカメラが特定出来ていないのだけど、「SEARS」と書かれた革ケース。その前カバーの大きさが驚きのレベルです。何を覆うためにこんなに大きいのかも分かりません。
「SEARS」はアメリカの流通業者で、幾つかのカメラメーカーからOEM供給を受けて自社ブランドのカメラを販売したりしています。その中に日本のリコーであろうOEM機があって、以前紹介したT-L-Sという機種にはボディの右胸部分にシャッタースピードダイアルがあるので、それを覆うには十分なスペースが確保できる前カバーなんですけどね。ちなみに、このドデカイ革ケースにはMADE IN JAPANの型押しがされています。
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