ミラーずれ
一眼レフの「ミラーずれ」って、故障というか状態悪化をご存知でしょうか?
ボディ内で斜めになっているミラーが、下方へ微妙にズレ落ちて来るような症状のことを、「ミラーずれ」と言ったりします。
あまりズレると、シャッター切ってミラーアップする際にレンズの後端部に接触してしまうため、撮影がちゃんと出来なくなるし、ミラーにヒビやカケ、ワレが生じることになります。
このミラーずれ、ミラーを接着剤で貼り付けて枠などで押さえたりしていない機種で起り得る症状ですが、まぁ、ほとんどの場合はそうそう起りません。ただ、ごく一部の機種で起こり易いカメラがあります。ここではあえて何かは言いませんけど。
ある常連さんが言ってました。「この症例が出易いカメラを保管する時は、ボディを上に向けて置いておいた方が安心かもしれない~」と。
接着面が弱ってズレて来るのなら、保管する時くらい、その重力を逆の方に向けた方がいいから~というわけです。
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