Nikon EF400SV
ニコンのフィルム・コンパクトカメラなんですが、大ニコンらしからぬ、非常にチープな感じの造り。
フィルム全盛期なのか、それともデジタルが出て来てフィルムカメラ粛清期にこの手のカメラを残していたのか???などと思いながら実態を確認しようと、紙の資料やネット検索しても、「EF400SV」の情報は無し。いや、ネットでは日本語以外なら少し出てくる。
日本では別名だったのかもしれない...と、その線も疑って探したのですが見当たらず、どうやら海外だけで出ていた機種のよう。でもって、北中南米のニコン公式サイトにこのカメラのデータが僅かに残っておりました→http://imaging.nikon.com/lineup/filmcamera/compact/ef400sv_sv_qd/index.htm
- Extra-large, ultra-clear Super Viewfinder (SV) for sharp, highly visible images
- Focus free
- Built-in flash with Flash Cancel and Anytime Flash
- Red-Eye Reduction
- Compact and lightweight
- Automatic film operation with mid-roll rewind
ちゅうことだそうです。
まだ何となく引っかかるものがあり。というのも、他ブランドで似たような簡素な造り・ビックファインダーで~というコンパクト機が国内で売らていたのを思い出して、今度はそれを探していたところ、「ミノルタF35」というカメラが見つかりました。
で、「ミノルタF35」と「ニコンEF400SV」、まったく同型じゃないんですけど、いろいろなところが非常に酷似しているうえに、部分的には全く同じようなところもありました…。
まぁ、このカメラに限らず、かなりな部分を見えないところで各社共通で使っていた~という話もありますし、それはそれで寂しいけれどもいいんだけど、見た目も一緒じゃ~ねぇ~というのと、あの大ニコンさんがぁ~ってのもあって、今日の話題となりました。
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