WARDS slr600
「ニッポンペトリ党」というのが、Facebookのグループに出来たことは10日ほど前に案内しました。
それに遅れること3週間程、「ペンタックスM42期生同窓会」なるグループも結成されました。どちらも仕掛け人は、田中長徳先生。
M42マウントというのは懐が深いので、いろんなブランドのレンズ情報などが行き交っています。
昨日のこと、Facebookはやっていない知人が、こんなカメラとレンズを見せてくれました。無意識のうちに呼ばれたのかもしれませんね...。
MADE IN JAPANのボディには、「WARDS slr600」と聞き慣れないブランド名と型名が書かれています。レンズは富岡光学のトミノン。レンズマウントはM42です。
マミヤかな?などと思いつつ、この1カットだけ撮影しておきました。
で、後から捜索開始。でも、マミヤには左胸端に受光部を持つ一眼レフは無さそうなので、もしやミノルタ?(SR-7が左胸に受光部がある)と思うも、比べてみると他は違う部分が多過ぎ。
で、なんとなく~M42マウントの国産品…という観点と富岡のレンズから、ヤシカを確認したら「J-3」と「J-4」と「J-5」と「J-7」が左胸端に受光部があって、他の部分やレバーなどがほぼ同じ!!
というわけで、ヤシカのOEMと判明しました。
しかし、「WARDS slr600」で検索しても、出て来る情報は僅少。珍品ですね、これ。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。