我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年12月 4日 (金)

KURIBAYASHI(栗林)

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これ以前も話題にしたような気がするんですけど、、、見つからないので~初めてなのかも....

今となっては、「ペトリ」というメーカー名を知らない人も多いであろうに、「栗林写真工業」と言ったら、さらに知らない人が多いでしょう。

1907年、国内のカメラメーカーとしては小西六(現コニカミノルタ)に次いで2番目に創業したメーカーが「栗林写真工業(当時は栗林製作所)」なのです。その後、社名は微妙に変化させながら、1962年に「ペトリカメラ」と社名変更をするのです。

残念ながら、1977年に会社は無くなってしまいますが、その後も数年間は労働組合によって「ペトリ工業」という名称で存続はします。

また、戦前は製造メーカーに徹していたようで、販売に際して「栗林」のネームは露出せずに、販売店によって、「ファーストカメラ」や「スピードフレックス」「ミクニカメラ」などと名乗っていました。

戦後になって、「カロロン」や「ペトリ」などのカメラ名とともに、栗林の社名も露出されるようになります。

前置きが長くなりましたが、今日はその「栗林」名を露出させ出した頃のカメラに付いていた、このマークに注目したいだけなんです。

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1952年発売の「カロロンRF」。一番上の画像でスプリングの襷(タスキ)部分に刻印されている「KURIBAYASHI」の文字の上にある、山のような林のようなイラストです。ちょっとかわいくないですか!?

あぁ、レンズにも赤インクで、山のような林のような栗林マーク!?記されてますね。

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貼り革に押印されている「KARORON」の文字も独特。

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