スマホ6~7割
一昨日、写真材料商組合の研修に出て来ました。今回の内容は、ほぼ写真屋さんのことでした。
そういう意味では、うちの店はカメラ屋。
いや、今となってはうちの店が特別なわけで、組合加盟店の多くが写真屋さんというのが実態のよう。カメラ販売などは量販店に喰われてしまってます。
先日話題にした、惜しまれつつ閉店された水戸のお店は、昔ながらの町のカメラ屋さん写真屋さん然とされていましたが。
でも、今、写真材料商(咬み砕くと...写真屋さんカメラ屋さん)の実態は恐れずに言えば、如何にプリント屋さんになれるかに懸かっているようです。出来るだけプリントをしてもらい~、フォトブックなど派生的なプリントもドンドン利用してもらい~が主たる営業目標になるのです。あと、品質面・耐久面から、やはり印画紙のプリント。
頑張っている写真屋さんの話しに、プリントに来られるお客さんの約6~7割がスマホからのプリントで、デジタルカメラ(メモリーカード)からのプリントは残り3~4割とありました。
これは驚きでした!
この計算にフィルムからの割合は入ってません。語るべき割合さえないということでしょう...。もうそういう時代なんですね(涙)。
今回の研修を通して感じたのは、私もこのブログなどで以前から何度か言ってますが、プリントすることの大切は、何も写真屋さんの営業的な目標のためではなくて、皆さんご自身の大切な思い出を絶やさないためにも、やはり非常に重要なことであるということ。
その大切な思い出を残すための道具としてのカメラが、スマホでもいいですけど、デジタルカメラでもいいですけど、そこに撮る楽しみも付加できるフィルムカメラもいいですよねぇ!ということをカメラ屋として発信して、今日は締めたいと思います。
あっ...忘れてましたが、上のマークは「お日さまマーク」といって、全日本写真材料商組合連合会のマークです。
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