不変のFマウント
一眼レフのAF化でレンズマウントを変えなかった、ニコンとペンタックス。
それに対して、キヤノンやミノルタはAF化に有利な大きめサイズのマウントに変更しました。
上の画像はニコンで最初のAF専用機であるF-501、そのカタログの最初のページがこんなでした。
左のF-501にはAFレンズが装着されていますが、右のF-501にはMFレンズが装着されています。
たとえ、互換性があったとしても、新しいもの(AFレンズ)を売ろうとするのが一般的であろうことを考えれば、普通はこういうアピールはしないでしょうね、あまり。。。
でも、ニコンはそうじゃなかった。マウントを変えなかったことで、過去のもの(MFレンズ)も含めて多彩なニッコールレンズが使えるのです~的なアピールをしたのです。もちろん、まだMFレンズも現行品として多数ラインナップされていた時代ですけどもね。
こういう頑固さというか、ユーザー思いというか、、、ニコンらしいと言えばニコンらしい部分なんでしょうか。
もしかすると、互換性があるのでAFレンズのフルラインナップ化をいくらかは急がなくても良かった...なんて裏事情もあったりして!?
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