M型ライカの背面で
M型ライカの背面に、丸いフィルムインジケーターがあるのをイメージ出来る人、多いと思います。
例えば、M3の場合はこんな感じ。
フィルムタイプ(デイライト・タングステン・モノクロ)、そしてフィルム感度を示せるようになっています。これ、あくまでも自分で合わせておいて、装填したフィルムの覚えに使うだけです。
M6の場合はこんな感じ。
フィルム感度の領域は広がりましたが、示せるのはフィルム感度のみになってます。これも自分で合わせないといけないものの、内蔵の露出計はこの感度に合わせて露出表示をします。
そして、M4-2及びP、MD-2(いわゆる、そのほとんどがカナダ製ライカ)の場合はこんな感じ。
フィルム感度の数値は記されてますが、合せたりする可動部分がありません。鉛筆とかダーマトとかで自分で印を付けとけ~ってことなんです。
一番最後のパターン。今まで特に意識していなかった人も多いでしょうが、これにはちょっとビックリする人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
ちなみに、M7になるとDXコードが搭載されるので、自分で感度合わせなくても大丈夫になって、このインジケーター部分で露出補正も出来るようになります。
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