ミノルタP’s
かつて、パノラマ機能なるものが流行ったことがあります。
いや、メーカーさん達に踊らされた…の方が正しいのかも。。。
実際のところ、このパノラマ機能。ほとんどのカメラでは、通常画面の上下をカットしただけで特別にワイドに写っているわけじゃなかったのです。
それを横長なプリントに焼くことで、あたかもワイドに写っているような錯覚を与えていただけですから。
パノラマ途中切り替え機能とか~謳っていたカメラの裏蓋を開けたまま切り替えをしてみれば、一目瞭然です。フィルム室に上下からパチッとマスクが出て来て上下を覆ってるだけですから。
ある意味、これは酷い、、、詐欺まがい。。。
ただ、リコーR1というカメラはパノラマに切り替えることで、レンズの後方にワイドコンバージョンレンズが出て来て、焦点距離が普段の30㎜から24㎜へ超広角に変わるようになっていました。
そして、パノラマ機能の極みがこれ!パノラマ専用のカメラがあったのです。
画像のミノルタP'sがそれです。超広角24㎜レンズが付いているので、確かにワイドに写るのだけど、パノラマフォーマットでしか撮影出来ないのです。。。
当時、通常のL判などの倍くらいの値段で、横長のパノラマプリントが用意されていましたけど、今はどうなんだろう??確認せずに記事書いちゃいましたが。
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