KODAK35のBlack & White
1ヶ月ちょっと前に田中長徳先生がご自身のFacebookに、「ブラック アンド ホワイト」というコメントとともに、キヤノンⅥ-Tのブラックボディとシルバーボディを並べた画像をアップされていました。
つい、それを真似て、私はフジカST701で対抗したことがありました。
先日も、ニコンFのフォトミックFTNファインダーのブラック&ホワイトをアップしたばかり。
そして、昨日何気に、少し前から我楽多屋の棚の上に並べている2台のKODAK35 RFを見たら、なんと!これも地味にブラック&ホワイトでした。
巻上げノブと巻戻しノブ、そして、レンズからボディに向かって伸びている部分(多分、ヘリコイドの動きと距離計を連動させるためのギアのカバー)が、1台はブラックで、1台はシルバーでした。
推測するに、これは、同時期に色違いで出ていたものではなくて、どこかで仕様変更されたものなんでしょうけどね。
ドイツコダックのレチナとは違って、このKODAK35 RFはアメリカコダック製。製造番号の前2桁のアルファベットで製造年が分かるので確認したところ、ブラックの方が1945年製、シルバーの方が1947年製の模様。
参考:レンズの製造番号の前2桁のアルファベットが、下のように呼応した数字を意味していて、西暦の下2桁を表わしているそうです。
- C A M E R O S I T Y
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
製造番号「ER4166」の場合、1945年製と読み取ります。