我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年2月22日 (金)

ローライ35の勝ちな部分

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またまたこの2台がネタですみません。先週からこれで3回目ですかね。。。

ネタで取り上げたので「呼んで」しまったのか、ローライ35Sが入って来たため、こうやって実機を並べる機会を得ました。

さて、こうやって比較して見るに、我がペトリカラー35もローライ35Sに負けず劣らず良く出来ています。

どちらも、フルマニュアルカメラとしての機能を保ちつつ、サイズのコンパクト化を極めたのが共通部分。

興味深いのが、コンパクト化の結果なのか、それとも故意なのか、操作系の位置が集中しているのも共通しています。

Z832
ローライ35の場合、ボディ前面にシャッタースピードダイアルと絞りダイアルをレンズと並べて置くことで、フォーカスを含めた操作系3種を一列に並べています。

ペトリカラー35の場合、ボディ上方右半分に絞りダイアル、シャッタースピードダイアル、シャッターボタン、巻上げレバー、ピントダイアルの操作系5種を集中させています。カメラを保持したままの状態で、右手だけでの操作も可能。

ただ、ローライ35の場合、巻上げが左手側にある珍しいパターンだったりするので、操作性でどちらが良いのか~は、人によって捉え方も違うでしょうし、実際のところ甲乙は付け難いです。

しかし、ローライ35が確実に勝っている点があって、シャッタースピードが1/500まであること。ペトリは1/250までです(のちに1/300までのモデルも出ますが)。

それと、一番の勝ち部分は長年このスタイルで造り続けられたというとこ。1967年の登場から1981年まで継続生産され、その後も、1990年と2010年と復刻されています。ペトリカラー35の晩年は正確には分かりませんが、1968年に登場して1970年代半ばまで。

この歴史の差は大きいです。

 

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